はちビット‐カラー【8ビットカラー】
8ビットカラー
別名:256色,ニゴロ,にごろ
【英】8-bit color
8ビットカラーとは、2進数で2の8乗である256通りの色パターンのことである。ディスプレイの表示色などとして用意されている。
256(ニゴロとも呼ばれる)はコンピュータにおける最も基本的な数値のひとつである。データを「0」と「1」で表す2進法において「256」は数値が8桁並ぶ情報として表記される。0か1で表されるデータ単位は1ビットの情報として扱われ、これが8つ並んだ8ビットのデータが1バイトというデータ量を構成する。8ビットは同時にオクテット(octet)という単位でも表される。
8ビットカラーは、1画素ごとに8ビットの色情報を持つ。画面の色表現として256色は最も色数の少ない表示方式として用いられており、他の色数(65536色の16ビットカラー、1677万色の24ビットカラーなど)に較べても、用いるコンピュータ資源が少なくて済む。Windowsなどでは、16色または256色が色数の最低水準となっており、これは画面のプロパティから設定することができる。
8ビットカラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 00:58 UTC 版)
非常に限定的だが真のダイレクトカラー方式として、RとGの成分にはそれぞれ3ビット(8階調)を割り当て、残る2ビット(4階調)をBに割り当てる方式がある。これにより256色を表現できる。人間の眼は赤や緑に比べて青の成分に鈍感であるため、Bに対して割り当てるビット数を少なくしている。MSX2などで採用されたV9938がこの表示モードを備えていた。 インデックスカラーの8bppとは異なるが、インデックスカラー8bppでこの規格の表示をシミュレート可能である。
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