5代目 F01/F02/F03/F04(2009年 - 2015年)
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「BMW・7シリーズ」の記事における「5代目 F01/F02/F03/F04(2009年 - 2015年)」の解説
5代目7シリーズ。F01はノーマル・ホイールベース、F02はロング・ホイールベース、F03は防弾仕様(BMW High Security)、F04はハイブリッド仕様(ActiveHybrid 7)のモデルコードである。BMWの車種のコードネームで“F”を冠するモデルは、このF01/F02/F03/F04が初めてとなる。チーフデザイナーはカリム・ハビブで、物議を醸した先代と比べると、スタイリングはよりコンサバティブな方向に改められ、L字型リアコンビネーションランプも久しぶりに採用された。インテリアにおいても先代で採用されたコラムシフトは、5シリーズ、X5などでも採用されているジョイスティックのような形状のフロアシフトに改められている。 だが一方で、最新テクノロジーの数々はさらにアップデートされており、例えばアクティブ・ステアリングの拡張機能として四輪操舵システムが標準設定されている。またiドライブも、コントローラーの周りに各機能を呼び出すショートカットキーを備える最新型が採用されている。 環境への配慮としては、ディーゼルエンジンモデルの730dのCO2排出量が200 g/kmを切っている他、ガソリンエンジンモデルもターボの採用で燃焼効率を上げ、740iと750iでそれぞれ8.0 km/lと6.6 km/l(ともに10・15モード燃費)を達成させている。また、ハイブリッドカーである「ActiveHybrid 7」も追加しており、これは10・15モード燃費で9.3 km/lである。 なお「ActiveHybrid 7」のエンジンについては当初は左ハンドルのみで4.4lのV8ツインターボ+モーターを採用していたが、2012年の改良で「ActiveHybrid 5」と同じ3.0 L直6ターボ+モーターに換装されている(新エンジンモデルの日本導入は2012年〈平成24年〉9月26日から)。それと同時に右ハンドル仕様も追加され、燃費もJC08モードで14.2km/lに改善された。 2012年にマイナーチェンジが行われ、LEDヘッドランプが採用された。
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