5世紀のアイルランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:07 UTC 版)
ゴール (Goll) ベックを荒野で拾った元マッコン族の長で、片目を失った気さくな男。 ローナン、ローカン (Ronan, Lorcan) マッコン族最強といわれる、赤毛の双子の戦士。悪魔に弟を殺されて以来一匹でも多くの悪魔を殺すことにとりつかれている。 コンラー (Connla) マッコン族長コンの息子。美少年だがナルシストな傾向がある。ゴールとは度々もめている。長の息子であるがため、自分が次の長だと確信している。後にベックたちを裏切り、悪魔に殺される。 コン マッコン族の長で、自分の息子コンラーとゴールの関係をあまりよく思っていない。 フィークナー (Fiachna) ベックが密かに思いを寄せているやせた鍛冶屋の職人。悪魔に噛まれた傷がもとで死ぬ。 オルナー・マッカダン マッコン族の砦に逃げてきた、マッカダン族の女戦士。しかばねと化した自分の子供達に体を食いちぎられて死ぬ。 ブラン(ベラナバス) 嫉妬した魔女の姑の命令一下で、古の悪魔に凌辱された姫君だった母と母を食い殺して仲良かった育ての親のミノタウロスをたちの悪い英雄から殺されて失ってしまい、デモナータに悪魔と生活しながら迷い込んだベラナバスが初めて人間界に戻った時に、発話の悪かったベラナバスの名前が短く聞こえたための名前であり、5世紀のアイルランドにて、ある男と共にマッコン族の村にやって来たため、彼の故郷を探索するように依頼されたベック一行の運命を狂わせ命までも奪った張本人。本名は上記の登場人物のベラナバスで名付け親がミノタウロスだった。 魔力の高い他の女性魔法使いの誰よりも魔力の低い献身的なベックに特別視して恋心を抱いている。 その後、悪魔の魔の手から、魔力を振り絞ったベックに洞窟の外に追い出して助けられて、逆に洞窟に閉じ込められ悪魔に殺されたベックの事情を知らずに待っていたが、彼の知能の低い言葉と思いを理解の出来る少数の精霊らと交流して知識と技量を上げ、ベックの死を知りながらの彼がベラナバスだと知った復活後のベックもベラナバスの記憶とその思いに受け入れる。
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