4回転ルッツ成功と右足関節外側靱帯損傷とは? わかりやすく解説

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4回転ルッツ成功と右足関節外側靱帯損傷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:51 UTC 版)

羽生結弦」の記事における「4回転ルッツ成功と右足関節外側靱帯損傷」の解説

ショートに『バラード第1番ト短調』、フリー2015 - 2016シーズン時点で「五輪シーズンで使うと決めていた」という『SEIMEI』と、自身世界最高得点更新したプログラム再演選択フリーは4回転5本を組み込むなど構成難度をさらに上げ、オリンピックシーズンに臨む。 9月モントリオール開催されたオータム・クラシックに出場。右膝に痛みがあり4回転ループ回避したが、ショート冒頭の4回転サルコウおよび後半トリプルアクセルGOE満点評価獲得するなど、技術点合計歴代最高の64.17点に到達するノーミス完璧な演技披露自身2015年より保持している最高得点塗り替える112.72点の世界新を記録し首位発進となった。しかし、翌フリーは得意のトリプルアクセル転倒するなど精彩欠いた演技失速自己ベストから実に67点ものマイナスとなる155.52点にとどまり合計ハビエル・フェルナンデス逆転され2位となった。この落差激しさは「集中力弱さ」にあり永遠課題としつつも、初戦2位終わった悔しさを「大きな収穫」と受け止めた10月グランプリシリーズ初戦ロステレコム杯出場ショートジャンプミス響き2位発進フリーでは、自身初挑戦となる4回転ルッツ成功させ 195.92点の1位まで追い上げるも、合計290.77点はネイサン・チェン3点届かず2位と、6年連続グランプリシリーズ初戦優勝逃した。次戦は11月NHK杯予定していたが、9日大阪市中央体育館での公式練習にて4回転ルッツ転倒した際に負傷翌日午後に日本スケート連盟が「右足関節外側靱帯じんたい損傷」との診断結果発表し正式に欠場決まった。この時点グランプリファイナル出場逃すこととなり、史上初となる5連覇可能性消滅したトロント戻り12月全日本選手権への出場目指し治療専念したが、骨と腱にも炎症があるなど回復が遅れ、練習再開することができず断念18日日本スケート連盟正式に欠場発表した引き続きリハビリ優先し全日本選手権終了時点段階で、ジャンプ抜き氷上練習再開した状態にあると発表逆算して回復が間に合う見込みであること、現世界ランキング 1位であり、規定沿って正式に平昌オリンピック代表に選出された。

※この「4回転ルッツ成功と右足関節外側靱帯損傷」の解説は、「羽生結弦」の解説の一部です。
「4回転ルッツ成功と右足関節外側靱帯損傷」を含む「羽生結弦」の記事については、「羽生結弦」の概要を参照ください。

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