2021シーズンJ1・J2ライセンス
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「Jリーグクラブライセンス制度」の記事における「2021シーズンJ1・J2ライセンス」の解説
2020年9月28日、Jリーグは2021シーズンのクラブライセンスのうち、J1・J2のライセンスについて、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)による審査結果を発表した。J1・J2ライセンスの申請を行ったのはJ1・J2の40クラブとJ3の12クラブ(前年までの8クラブと、いわてグルージャ盛岡、SC相模原、藤枝MYFC、FC今治)が申請を行った。申請した52クラブ全てにライセンスが交付された。ただし、2019年度予算で大幅な赤字を計上した鳥栖に対しては「判定に付帯する経営上の是正通達」が行われ、20年度の予算進捗をリーグに定期的に報告、21年度の予算編成時にリーグに事前に説明する義務が課された。 前年J2ライセンスとなった5クラブのうち、水戸は新スタジアム建設計画を考慮した「施設基準の例外規定(5年以内のスタジアムの新設)」適用申請を提出しており、これが認められたことにより前年までの「解除条件付きJ1ライセンス」から「(通常の)J1ライセンス」が交付された。また、新たにJ2ライセンスを申請した岩手、相模原、藤枝、今治も同じくスタジアム新設・改修を前提とした「施設基準の例外規定」適用申請を提出しており、同様に承認された。なお、今治は同年シーズンで昇格のための順位要件を充足した場合にありがとうサービス. 夢スタジアムの照明改修工事を行うことを前提とした解除条件付きJ2クラブライセンスであった が、解除条件(順位要件充足せず、改修工事を実施しない)を充足したためJ3ライセンスに切り替えとなった。 また、この年は新型コロナウィルス感染拡大の影響を踏まえ「債務超過」および「3期以上の連続赤字」によるライセンス剥奪がなく、判定結果に直接は関係ないが、予算進捗・編成等について注意喚起がされたクラブが17クラブ(札幌、仙台、秋田、山形、水戸、東京V、湘南、相模原、長野、新潟、清水、磐田、C大阪、鳥取、山口、讃岐、熊本)あったことを公表。随時予算編成等に関するヒアリングが行われる。 J1ライセンス (44クラブ) - 札幌、仙台、山形、鹿島、水戸†、栃木、群馬、浦和、大宮、千葉、柏、FC東京、東京V、町田、川崎F、横浜FM、横浜FC、湘南、甲府、松本、新潟、富山、金沢、清水、磐田、名古屋、岐阜、京都、G大阪、C大阪、神戸、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、福岡、北九州、鳥栖、長崎、熊本、大分、鹿児島†、琉球† J2ライセンス (8クラブ→7クラブ) - 岩手†、秋田、相模原†、長野、藤枝†、鳥取、讃岐(、今治†) また併せて、B等級の「トイレ・屋根の敷設率」の未充足にあたるスタジアムについても以下の通り公表された。トイレ数のみが未充足であるクラブはない。 屋根のカバー率のみ不足 - 岩手、山形、栃木、群馬、大宮、柏、横浜FC、湘南、相模原、甲府、松本、富山、清水、磐田、名古屋、鳥取、岡山、広島、讃岐、愛媛、今治、鹿児島、琉球 トイレ・屋根のいずれもが不足 - 秋田、金沢
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