2018年 - 代々木上原駅 - 登戸駅間複々線化完成に伴う新ダイヤ
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「小田急電鉄のダイヤ改正」の記事における「2018年 - 代々木上原駅 - 登戸駅間複々線化完成に伴う新ダイヤ」の解説
土休日ダイヤ2018年3月17日、平日ダイヤ2018年3月19日改正。キャッチフレーズは「HELLO NEW ODAKYU!」である。 2017年11月1日に2018年3月実施のダイヤ改正の内容が発表され、その後2017年12月15日にダイヤ改正日は土休日ダイヤが2018年3月17日、平日ダイヤが2018年3月19日と発表された。朝ラッシュ上り及び夕ラッシュ下りの時刻表もプレスリリースに含まれていた。 特に重要な変化は以下の通りである。 土休日下りの「スーパーはこね」の新宿駅 - 小田原駅間の所要時間が最速59分となり、1927年(昭和2年)の開業以来初めて1時間を切った。 土休日ダイヤでは、新たに「メトロえのしま号」の運行が開始された。 朝上りの特急が増発され「モーニングウェイ号」「メトロモーニングウェイ号」の運行が開始された。 快速急行が日中時間帯以外でも増発され、停車駅に登戸駅が追加された。また、多摩線での運行も開始された(線内停車駅は急行と同じ)。 多摩急行、急行の多摩線 - 千代田線での直通が廃止され、この区間を直通するのは平日下り1本の(E運用の)各駅停車のみとなった。これにより、東京メトロ車・JR東日本車の多摩線における営業運用がなくなった。 平日朝ラッシュ時間帯上りに通勤急行が設定され53年ぶりに種別が復活した。唐木田・小田急多摩センター駅 → 新宿駅間の運転となった(停車駅は急行から経堂・登戸を除く)。唐木田駅開業後初となる小田急多摩センター駅始発の列車も設定された。 平日朝ラッシュ時間帯上りに全列車千代田線・常磐緩行線直通の通勤準急が設定され、通勤急行とともに53年ぶりに種別が復活した(ダイヤ改正以前の準急(平日朝ラッシュ時間帯上りの列車を除く)の停車駅と同等。経堂にも停車)。 準急が全列車千代田線・常磐緩行線直通に変更され、停車駅に千歳船橋駅・祖師ヶ谷大蔵駅・狛江駅の3駅が追加された。 千代田線・常磐緩行線直通の各駅停車が新設され、同時に小田原線において、特急ロマンスカー以外の列車の千代田線・常磐緩行線との相互直通運転区間が本厚木駅以東から伊勢原駅以東に拡大された。 一部駅における初電の繰り上げ・終電の繰り下げが行われた。 70000形GSEの運用が開始された。 特急ロマンスカー「あさぎり号」が「ふじさん号」(英名:Mt.Fuji)に名称変更され、発車時刻も変更された。 新松田駅、向ヶ丘遊園駅の2駅への特急ロマンスカーの停車が取り止められた(御殿場線直通列車のJR松田駅への停車は継続)。 新松田駅 - 小田原駅間の各駅停車が日中毎時4本→3本に減便された。 日中時間帯の急行は小田原駅発着から新松田駅発着に変更された。 箱根湯本駅発着の特急ロマンスカーの料金が見直された。 途中で種別を変更する列車の案内方法が変更(#小田急における列車運行の特徴を参照)された。
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