小田急における列車運行の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 00:12 UTC 版)
「小田急電鉄のダイヤ改正」の記事における「小田急における列車運行の特徴」の解説
小田急では、新宿駅から稲田登戸駅(現・向ケ丘遊園駅)までの区間を「サバー区間」(Suburb の略)、稲田登戸駅以西の区間を 「インター区間」(Inter country の略) と称していた。開業当時、サバー区間では最大10分間隔で運行し、インター区間での運行間隔は45分から60分となっており、稲田登戸駅を境に運行頻度が大きく変えられていた。これは戦後も長らく継承されてきたが都心からの通勤圏拡大や多摩線の開通、東京メトロ千代田線への直通運転に伴い、現在ではサバー/インターの境界は新百合ヶ丘駅もしくは相模大野駅に移ったとみなされることが多く、またその分類基準も運行間隔から種別に移っている(相模大野駅以西に直通する列車は、サバー区間内の停車駅が少ない快速急行が中心)。 途中で種別を変更する列車の場合、2018年3月のダイヤ改正後からは始発駅から最終行先を表示し、種別変更される駅では種別のみ変更を行う。2018年3月のダイヤ改正前までは最終行先ではなく種別が変更される駅までの行先を掲出し、種別変更される駅では行先表示も変更されていた。例えば、新宿から相模大野まで急行で、相模大野から先は各駅停車となる場合には、行先表示は相模大野までは「急行 相模大野」となっていた。これは「昔から小田急が得意としていた方法」とも評されている。前述の例では、相模大野で入庫する列車でも同じ行先表示となっていた ので、相模大野に到着後にどうなるのかは案内に注意する必要があるとされていた。
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