2017年 - 2019年、宮原健斗時代宣言
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2017年に入っても宮原は三冠王座の防衛を重ねたが、5月21日の後楽園ホール大会で石川修司に敗れ、王座から陥落した。なお、宮原の連続防衛8回は三沢光晴(第17代)、小島聡(第33代)と並ぶ歴代2位タイ記録。その後、8月27日の両国国技館大会で三冠王者の石川に挑戦。24分39秒、シャットダウン・スープレックスで石川からフォール勝ちを納め、第57代三冠王者に返り咲いた。ところが、10月9日の後楽園ホールでの諏訪魔との初防衛戦で30分を超える激闘の末に敗れ、再び王座を手放した。 同年の世界最強タッグは、同年王道トーナメントより全日本に参戦していたヨシタツとのタッグ「ヨシケン」で出場。決勝進出はできなかったものの、2018年2月3日横浜文化体育館大会で暴走大巨人に勝利して世界タッグ王座奪取に成功する。世界タッグは一度も防衛できず2月25日にわずか22日天下でザ・ビッグガンズに敗れ手放したが、以降もヨシタツはNEXTREAMの共闘メンバーとなる。 3月25日さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ大会ではジョー・ドーリングをシャットダウンジャーマンで下し、3度目の三冠王座に輝く。 4月のチャンピオン・カーニバルには3年連続三冠王者として出場し、Aブロック代表として決勝戦まで駒を進めるが、Bブロック代表の丸藤正道に負けて初優勝を逃す。1か月後の5月24日に丸藤の挑戦を受けるが雪辱を果たし三冠王座初防衛。そして試合後挑戦アピールをしたディラン・ジェイムスを6月12日に迎え撃ち、2度目の防衛に成功。丸藤戦後には、「ジェイク・リー、野村直矢、青柳優馬、早く俺のところまで来いよ」「こんな三冠チャンピオンが似合う人っていないでしょう。俺の中でも2人目くらい。(中略)(ベルトが似合う1人目は)三沢光晴さん」など今までにない大胆なコメントを残した。しかし、7月29日大阪府立体育会館第1競技場大会で、ゼウスに敗れ防衛に失敗した。 9月には王道トーナメント優勝。デビューしてから初のリーグ戦・トーナメントの栄冠となる。 2019年2月19日、関本と組み棚橋弘至・ヨシタツ組との試合で「ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜」メインイベントに出場。入場時には、2013年に馬場家に返還されて以来世に出ていなかった、オリジナルの三冠ヘビー級王座のベルト3本を携えた。試合後、宮原は棚橋と声を合わせ「プロレスを最高に」「愛してま〜す!」と絶叫した。 3月19日、NEXTREAMを脱退して挑戦を表明した野村を相手に三冠防衛戦を行い防衛に成功。試合後、宮原はマイクで野村・ジェイク・青柳の3人を「新時代」としたうえで、自身を「俺は新時代ではない。宮原健斗時代だ!」と宣言した。 2019年チャンピオン・カーニバルにおいてはAブロックを制し、Bブロック1位のジェイクと4月29日に優勝決定戦を行い、勝利。自身としての初優勝を飾るとともに三冠ヘビー級王者としては18年ぶり7人目の優勝という快挙を達成した。試合後のマイクで宮原は「令和のエース」を宣言し、翌々日発売の週刊プロレス誌にて令和最初の表紙を飾った。一方で、同年の王道トーナメントでは順当に勝ち抜くが決勝でジェイクに敗れ、宮原の2年連続優勝はならなかった。
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