2010年度第3回フォーラム
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「文明の同盟」の記事における「2010年度第3回フォーラム」の解説
第3回年次フォーラムは、2010年5月27日-29日に、『文化間隔差を埋め、平和を構築する』というテーマでリオデジャネイロで開催され、2000人を超える政治・財界リーダー、市民活動家、青少年、ジャーナリスト、財団および宗教リーダーが参加した。 参加者は、3日間のフォーラムを通じ、以下の議題について意見を交わした 不寛容と偏見を克服するために、いかなる行動を取るべきか ますます複雑化し多文化の傾向にある世界を生き抜いていくために、青少年は、いかなる手段を持たねばならないか グローバリゼーションが、人々の帰属感覚とアイデンティティにどのような影響を及ぼしているのか 経済的な格差が、多様なコミュニティ間の関係にどのように影響を及ぼしているのか メディアは、異文化間の隔差を埋め、他者の感受性を変えるためにいかなる貢献が可能か いかにすれば、人権と多様性への尊重に基づいた包摂的な社会を創造できるのか このフォーラムの成果は、上級代表の第5代のポルトガル大統領ジョルジェ・サンパイオより、全参加者による公約が発表された。新たな活動として、世界の異なる地域に住む若者を結び付けるために最新のビデオ会議技術を利用したダイアログカフェを2箇所に開設すること、グローバル・ユース運動の第1回会議を開催すること、国連大学・文明の同盟のための国際研究所を創設すること、国際移住機関と提携した人種統合と人口移動のためのオンラインコミュニティを開設すること、などが掲げられた。
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