2002 - 現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 16:18 UTC 版)
「ミシェル・クワン」の記事における「2002 - 現在」の解説
2002-2003シーズン、スケートカナダで優勝、全米選手権で7度目の優勝、2003年世界選手権で2年ぶり5度目の優勝を果たす。 2003-2004シーズン、全米選手権で8度目の優勝、2004年世界選手権はショートはコーエン、荒川静香、安藤美姫に次いで4位、フリーは演技直前にリンクへカナダ人男性乱入のハプニングがあったにも関わらず、素晴らしい集中力を見せる。最後のルッツジャンプがダブルになった以外はほぼノーミス、5人のジャッジから芸術点6.0の評価を受け、荒川に次ぐ2位だったが、総合では3位に留まった。2004-2005シーズン、全米選手権で8年連続9度目の優勝を果たす。だが2005年世界選手権では予選演技の出遅れが響き、SP・フリー共に3位だったが総合で4位に終わり、1995年世界選手権以来10年ぶりにメダルを逃した。なおクワンの公式競技会への出場は、同世界選手権が最後となった。 2005-2006シーズン、トリノオリンピック出場権が決まる全米選手権を、足の怪我のため欠場。そのため米国フィギュアスケート連盟に嘆願し、その審査会では技を成功させたのと実績が考慮され、一旦は特例で五輪出場権を獲得していたが、この事は米国内のマスコミに非難された。しかしながら公式練習中に鼠径部の怪我が悪化したため、女子フィギュアスケート競技開催数日前の2006年2月12日に、記者会見で五輪出場取り止めを発表した(テレビ局と連盟とクワンの間での契約がトリノの開会式にさえ出れば成立していた為)。クワンの代替選手として、全米選手権で3位ながら当初補欠だったエミリー・ヒューズが急遽繰り上がり7位入賞。 トリノ五輪後の2006年4月に、自国アメリカでのアイスショーに出演した。その際のインタビューでは現役引退を否定したものの、2006-2007シーズンは怪我、2007-2008シーズンも足の手術後の回復と学業専念のため、全試合を欠場。またバンクーバーオリンピックを控える2009-2010シーズンも、国際関係学の修士号取得を目指すという理由で結局競技復帰を断念。なお2010年2月開催のバンクーバー五輪では、競技コメンテーターなどで登場していた。 2011年12月15日、世界フィギュアスケート殿堂入りが決まり、2012年1月28日全米選手権女子フリーの開催日に、スケートリンク(California州San Jose HP Pavilion)にて表彰された。
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