150MHz帯とは? わかりやすく解説

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150MHz帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 09:39 UTC 版)

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150MHz帯(150メガヘルツたい)は、およそ142~162MHzの周波数範囲の周波数帯である。波長は2m程度である。

明確な周波数範囲の定義は無いが、150MHz帯無線機の仕様上の周波数範囲は、142~162.0375MHzであることが多い。

用途

主に、陸上移動無線、海上移動無線、アマチュア無線に使われている。

歴史

  • 戦前 レーダに使用
  • 1950年 電気通信研究所が150MHz帯の研究。簡易無線(154.53MHz)が許可される。
  • 1951年 関西電力大阪ガス、横浜市役所の移動無線局が免許される。
  • 1953年 札幌にてタクシー無線が免許される。電電公社が船舶電話サービスを開始。
  • 1958年 チャネル間隔を80kHzから40kHzへナロー化。
  • 1964年 電電公社がMCA方式の船舶電話サービスを開始。
  • 1966年 タクシー無線が400MHz帯に移動し150MHz帯の使用を終了。
  • 1968年 電電公社が東京23区でポケットベルサービスを開始。
  • 1969年 チャネル間隔を40kHzから20kHzへナロー化。
  • 1999年 一部のシステムでチャネル間隔を20kHzから6.25kHzへナロー化。

アンテナ

λ/4の長さが50cmであり、車両屋根への取り付けに適している。ハンディ型無線機では、伸縮式のアンテナ(ロッドアンテナ)や、ヘリカルアンテナが使われる。

関連項目




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