国際VHF
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国際VHF(こくさいVHF)とは、船舶において全世界的に使われている無線通信システムである。マリンバンドとも言われ、英語では”marine VHF band”と呼ばれる。 沿岸海域では入出港の連絡、船位通報、航行の安全、遭難通信、外洋でも船舶相互間通信に使用されている。
- ^ これら4種の無線従事者の試験科目には英会話が無く、能力が担保されないことによる。総合無線通信士#国家試験、海上無線通信士#国家試験、海上特殊無線技士#国家試験を参照。但し、遭難通信などは国際通信と国内通信の区別がないので行なえる。
- ^ 平成21年総務省告示第471号 電波法施行規則第34条の6第1号の規定に基づく小規模な船舶局に使用する無線設備として総務大臣が別に告示する無線設備 総務省電波利用ホームページ 電波関係法令集
- ^ 海上における船舶のための共通通信システムの在り方及び普及促進に関する検討会報告書 (PDF) 総務省 平成21年1月27日 報道資料より
- ^ 船舶が任意に設置する安価な国際VHF機器の導入に伴う関係規定の整備 同上 平成21年10月1日 報道資料
国際VHF
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国際VHF(marine VHF band)は入出港時や遭難時などに使用される。総トン数が100トン以上の日本船舶には、DSC付き国際VHFの設置が義務付けられており、その他の日本船舶の設置は任意である。これらを使うには総合無線通信士、海上無線通信士またはレーダー級以外の海上特殊無線技士の資格が必要である。ただし、第三級海上特殊無線技士は5Wをこえるもの及びDSCは操作できない。(無線従事者参照) 総務省は、2008年のイージス艦衝突事故を契機に、国際VHFを船舶共通通信システムと位置づけ、設置義務の無い100トン未満の船舶に対し普及促進するため2009年10月に省令・告示を改正した。
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国際VHF
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通常の通信で使われる一般的なもの。船対船の通信だけでなく、港内管制等、陸上の船関係の官庁との連絡にも使われる。
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