マリンVHF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 16:13 UTC 版)
プレジャーボートのために1991年(平成3年)12月に法制化され、レジャー、スポーツ用に18チャンネル分を割り当て「マリンVHF」と称し、ch77を呼出周波数としている。これは、1988年(昭和63年)のなだしお事件を契機に、国際VHF以外の漁業無線なども設置していない船舶のために制度化された日本独自のシステムである。これに先立ち1990年(平成2年)7月に無線従事者の操作の範囲等を定める政令が改正され、三海特が国際VHFを操作できることとなった。(その他の資格は制定時から操作できた。) しかし、ATISを付加した型式検定機器又は特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則(以下、「証明規則」と略す。)による適合表示無線設備であることを要求していたため機種が少なく、海外向けの機器と比較すると機能に対し価格が割高となるなど普及ははかばかしくなかった。
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