12年前の事件の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:56 UTC 版)
「イチケイのカラス」の記事における「12年前の事件の関係者」の解説
仁科壮介(にしな そうすけ)〈享年37〉 演 - 窪塚俊介 布施元治殺害の被疑者。元東丸電機研究部主任。布施から工場の製造部門に異動させられ精神が不安定な状態が続き、彼と何度もトラブルを起こしていた。ある日、工具で布施を殴りつけ殺害した容疑で逮捕され、罪を認めるも公判では一転して現場から走り去る男を目撃したと証言し無罪を主張するが、裁判長を務める日高から無期懲役の判決を下されると無実を訴える遺書を残し自殺する。 仁科由貴(にしな ゆき) 演 - 臼田あさ美 仁科壮介の妹。フリースクールの教師。兄が無実の罪を苦に自殺し、自身は「殺人者の妹」と世間から非難されたことから当時担当弁護士だったみちおを責めたが、窃盗事件の公判を切っ掛けに12年前の事件にみちおが証人尋問を要請した志摩が関わっていた可能性が高まったことから千鶴や青山から説得され事件の再審請求を行う。 布施元治(ふせ もとはる)〈享年45〉 演 - 中野剛 殺人事件の被害者。東丸電機・経営戦略部長。 志摩総一郎(しま そういちろう)〈58〉 演 - 羽場裕一(第5話 - 第7話) オメガ会計事務所所長。元国税庁職員。岸田茂の窃盗事件の被害者。 12年前の事件で仁科が証言する布施の殺害現場から逃げ出た人物としてみちおが証人尋問を要請した。 岸田の窃盗事件の公判を通じて税理を担当する東丸電機を含む大手企業数社の脱税を指南していた容疑が浮上し、法人税法違反の疑いで逮捕される。 仁科由貴の再審請求を発端に検察上層部が布施元治、真鍋伸殺害の真犯人であることを掴んでいたことが明らかとなり、警察の取り調べで殺害を自供する。
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