1010形とは? わかりやすく解説

1010形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 18:48 UTC 版)

国鉄1000形蒸気機関車」の記事における「1010形」の解説

形式は、山陽鉄道筑豊鉄道初代)が2両ずつ、計4両が輸入されている。 山陽鉄道では製造番号14772, 14773が11形51, 52)として1896年3月製造され、主に入換用使用された。筑豊鉄道の2両は製造番号14386, 14387で、1895年明治28年8月製造され25, 26となった筑豊鉄道は、1897年九州鉄道営業譲渡したため同社95形(95, 96)と改められた。 これらは、1906年制定され鉄道国有法により買収され国有鉄道となったが、1909年鉄道院車両形式称号規程により、1010形(1010 - 1013)に改められた。改番状況次のとおりである。 1010山陽鉄道 51 1011山陽鉄道 52 1012九州鉄道 95筑豊鉄道 25 1013九州鉄道 96筑豊鉄道 26形式は、小型少数であったことから、国有化すぐに淘汰対象とされ、1911年明治44年6月には、全車私鉄払下げられた。これらは、在籍する私鉄国有化によって再国有化され、国有鉄道籍を得たが、旧番号2代目埋めていたため、旧形式番号には戻っていない。陸奥鉄道からのものは1650形新宮鉄道からのものは1235となった。その状況次のとおりである。 1010新宮鉄道 1 → 国有鉄道 12351934年買収1936年廃車解体1011新宮鉄道 2 → 国有鉄道 1236(1934年買収1936年廃車解体1012上武鉄道 4 → 阿波電気軌道 1 → 陸奥鉄道 1 → 国有鉄道 1650(1927年買収) → 多摩湖鉄道 1650(1928年譲受1935年廃車1013上武鉄道 5 → 阿波電気軌道 2 → 陸奥鉄道 2 → 国有鉄道 1651(1927年買収) → 金名鉄道 2(1935年廃車

※この「1010形」の解説は、「国鉄1000形蒸気機関車」の解説の一部です。
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