JMS 9O-5【JMS 9オ-5】(きのこ類)
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登録番号 | 第5359号 |
登録年月日 | 1997年 1月 30日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | JMS 9O-5 よみ:JMS 9オ-5 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 福井陸夫 稲田稔 木村豊成 細野靖雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌どうしを交配して育成されたものであり,小葉,やや薄肉の春秋発生型自然栽培向き低中温性品種である。 菌さんの形は平面は円形,側面は平形,肉の形は1型と3型が混在,大きさは小,色は褐色,菌さんの厚さはやや薄,肉質は中である。りん皮の付着部位は周縁,大きさは中,色は有である。菌しゅうの型は2型,色はクリーム色,並び方は正常,幅はやや狭,密度は密である。菌柄の形は1型,長さはやや短,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は 1.0~ 1.4,太さは中,色は有,毛の多少及び色は有である。子実体の発生時期(自然栽培)は春秋,発生温度は低中温,発生最盛期までの期間は長である。乾物率は10~14%,平均乾重は 3.0~ 3.4g,収量性は少である。 「JMS 7L-5」と比較して,りん皮の大きさが大きいこと,菌しゅうの色がクリーム色であること菌糸被膜形成の有無が無であること等で,「904」と比較して,りん皮大きさが大きいこと等で区別性が認められる。なお,「JMS 7L-5」,「904」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の施設(栃木県宇都宮市)において,昭和53年に出願者の保存菌株どうしを交配し,得られた菌株の中から選抜,54年から栽培試験を行い,諸特性が安定していることを確認して平成4年に育成を完了したものである。 |
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