JMS KV-92【JMS KV-92】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9781号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | JMS KV-92 よみ:JMS KV-92 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 米倉久美子、川手雄二、宇野木悟、安藤正志、小川輝美 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「JMS 6V-1」に「JMS 9K-4」を交配し育成されたものであり、中葉、やや厚肉の不時栽培向き中温性品種である。菌さんの形は平面が円形、側面が凸形、大きさは中、色は褐色、厚さはやや厚、肉質はやや硬である。りん皮の付着部位は周縁、大きさはやや大、色は無である。子実層たくの形状は2型、並び方は正常、幅は極狭、密度は中、色は白色である。菌柄の形は2型、長さは中、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大、太さはやや太、表面の色合い、毛の有無及び毛の色は無である。子実体の浸水発生時期は周年、発生型は集中、発生温度は中温、発生までの期間は短である。乾物率は10~15%、子実体1個当たりの平均乾重は3.5~4.0g、収量性はやや少である。「明治製菓1303W」及び「JMS 9K-4」と比較して、子実層たくの形が2型であること、子実層たくの幅が狭いこと、菌柄の形が2型であること等で区別性が認められる。なお、「明治製菓1303W」及び「JMS 9K-4」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の施設(栃木県宇都宮市)において、「JMS 6V-1」に「JMS 9K-4」を交配し、得られた菌株の中から選抜、以後、栽培試験及び特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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