JN358【JN358】(飼料作物)
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登録番号 | 第11850号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ソルガム | |
登録品種の名称及びその読み | JN358 よみ:JN358 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 滝沢康孝、荻原英雄、我有満、春日重光、海内裕和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「F6-3A-5」に「74LH3213」を交配して育成された固定品種であり、稈長が短、条斑細菌病抵抗性が強の高消化性遺伝子を有する飼料用一代雑種の親用品種である。鞘葉の色は緑、稈長は短、稈径はかなり細、分げつ数は少である。主稈葉数はかなり少、葉長はやや短、幅はかなり狭、葉色の濃淡はやや淡、葉身中肋の色は褐である。穂長は短、数は極少、穂首の抽出程度はやや長、穂形は円錐~紡錘、粒着の疎密はやや密、芒の有無は無、護頴の色は黒、被度は中、穀粒の形は長円型、色は褐である。年生は1年生、初期生育はやや良、出穂期及び開花期は早、稔性はかなり高、茎の乾汁性は汁である。耐倒伏性は中、すす紋病抵抗性はかなり弱、紋枯病抵抗性は中、条斑細菌病抵抗性は強、アブラムシ抵抗性は弱である。「黒穃2号」及び「JN43」と比較して、桿長が短いこと、茎の乾汁性が汁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和60年に長野県畜産試験場(塩尻市)において、農林水産省草地試験場(現独立行政法人農業技術研究機構)から導入した「F6-3A-5」に出願者所有の育成系統「74LH3213」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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