JN43【JN43】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9915号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ソルガム | |
登録品種の名称及びその読み | JN43 よみ:JN43 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中村茂文、滝沢康孝、南峰夫、袖山栄次、荻原英雄、我有満、春日重光、海内裕和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「F6-3A-5」に「千斤白」を交配して育成された固定品種であり、稈長及び紋枯病抵抗性が中の高消化性遺伝子を有する飼料用一代雑種の親品種である。鞘葉の色は緑、稈長は中、稈径はやや細、分げつ数は少である。主稈葉数はやや多、葉長はやや短、幅はやや狭、葉色の濃淡はやや淡、葉身中肋の色は褐である。穂長はやや短、数は極少、穂首の抽出程度はやや長、穂形は紡錘、粒着の疎密はやや密、芒の有無は無、護頴の色は黒、被度は少、穀粒の形は卵型、色は白である。年生は1年生、初期生育はやや良、出穂期及び開花期はやや早、稔性はかなり高、茎の乾汁性は乾である。耐倒伏性は中、すす紋病抵抗性は極弱、紋枯病抵抗性は中、アブラムシ抵抗性は弱である。「千斤白」及び「黒2号」と比較して、鞘葉の色が緑であること、葉身中肋の色が褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和57年に長野県畜産試験場(塩尻市)において、農林水産省草地試験場(現独立行政法人農業技術研究機構)から導入した「F6-3A-5」に「千斤白」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- JN43のページへのリンク