＊跋

デジタル大辞泉

ばつ【^×跋】

読み方：ばつ

［音］バツ（呉）

１ 草を踏んで野山を歩き回る。「跋渉」

２ 荒々しく踏みにじる。「跋扈(ばっこ)」

３ 書物の末尾に記す文章。あとがき。「跋文／序跋・題跋」

ばつ【^×跋】

読み方：ばつ

書物や書画の巻物の末尾に記す文。後書き。跋文。⇔序。

歴史民俗用語辞典

跋

読み方：オクガキ（ｏｋｕｇａｋｉ）

（１）文書の左末尾（奥）に、原則として異筆で書かれた記事のこと。
（２）記録・著述・経文などの巻末にその伝来、書写の年月、経緯を記したもの。
（３）奥義を授ける文書の意。

別名 奥書

跋

読み方：バツ（ｂａｔｓｕ）

文末・巻末に記されたその著作についての感想や批評。あとがき。

ウィキペディア

跋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2010/04/29 09:38 UTC 版)

跋（ばつ）

• 本文の終わりに書き添える文。おくがき。
• 西洋の詩の形式。→アンヴォワ参照

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ウィキペディア小見出し辞書

跋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/09 14:27 UTC 版)

「伏波神祠詩巻」の記事における「跋」の解説

『伏波神祠詩巻』には張孝祥と文徴明の跋がある。張孝祥は、「まことに一代の奇筆である。」と評している。文徴明の跋は、嘉靖10年（1531年）62歳の作で、黄庭堅の書に対する感想を述べ、終わりにこの詩巻は、文徴明が30年前に沈周に師事しているとき沈家で見たこと、そして今、華夏に帰しているときこれを題したことが書かれている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

跋

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 06:12 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : バチ、バツ
  • 漢音 : ハツ
• 訓読み

  おくがき、ふ-む

名詞

1. (バツ) 書物や詩文において、本文の後に記す終わりの文章。跋文。後書き。
   • 対義語: 序

熟語

• 跋文
• 跋剌
• 跋胡
• 跋渉
• 跋扈
• 跋履

漢字辞典

跋

跋	画数：12 音読み：バツ、 ハツ 訓読み：ふむ、 おくがき ピンイン：ba2 ハングル：발 対応する英語：epilogue, postscript

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Weblio日本語例文用例辞書

「 跋」の例文・使い方・用例・文例

• 悪質な商法が跋扈している.
• 山野を跋渉する
• 全国を跋渉した
• 文学を跋渉する
• 昔は異人が跋扈したものだ
• 異人の跋扈
• ドイツの跋扈を憤慨せぬ者は無かった
• 一時は戦争成金が跋扈した
• 世間では成金どもの跋扈を許さなかった
• あの家では女どもが跋扈している
• 全国を跋渉する
• 書物の題辞と跋文
• 書物の末につける跋文