(+)‐ミアンセリン
分子式: | C18H20N2 |
その他の名称: | (+)-ミアンセリン、(+)-Mianserin、(14bS)-1,2,3,4,10,14b-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(S)-(+)-ミアンセリン、Org-4360、[14bS,(+)]-1,2,3,4,10,14bα-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(14bS)-2-Methyl-1,2,3,4,10,14bα-hexahydrodibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(S)-ミアンセリン、(S)-Mianserine |
体系名: | [14bS,(+)]-1,2,3,4,10,14bα-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bS)-1,2,3,4,10,14b-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bS)-2-メチル-1,2,3,4,10,14bα-ヘキサヒドロジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン |
(−)‐ミアンセリン
分子式: | C18H20N2 |
その他の名称: | (14bR)-1,2,3,4,10,14b-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(-)-ミアンセリン、(-)-Mianserin、(R)-(-)-ミアンセリン、Org-5859、[14bR,(-)]-1,2,3,4,10,14bβ-Hexahydro-2-methyldibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(14bR)-2-Methyl-1,2,3,4,10,14bβ-hexahydrodibenzo[c,f]pyrazino[1,2-a]azepine、(R)-ミアンセリン、(R)-Mianserine |
体系名: | [14bR,(-)]-1,2,3,4,10,14bβ-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bR)-1,2,3,4,10,14b-ヘキサヒドロ-2-メチルジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン、(14bR)-2-メチル-1,2,3,4,10,14bβ-ヘキサヒドロジベンゾ[c,f]ピラジノ[1,2-a]アゼピン |
ミアンセリン
ミアンセリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/02 20:40 UTC 版)
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臨床データ | |
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投与経路 | 経口 |
ATCコード |
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識別子 | |
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CAS登録番号 |
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PubChem CID | |
KEGG | |
CompTox ダッシュボード (EPA) |
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ECHA InfoCard | 100.041.884 |
化学的および物理的データ | |
化学式 | C18H20N2 |
分子量 | 264.365 |
ミアンセリン(英:Mianserin)は、抗うつ薬として用いられる有機化合物の一種。ラセミ体である。においは無く、味は苦い。水、メタノールにやや溶けやすくトルエンに溶けにくい。
四環系抗うつ薬の一種で、塩酸塩が1966年にオランダのオルガノン社(現メルク・アンド・カンパニー)により開発された。日本では1983年に上市された。2022年現在、オルガノン[1]製造販売、第一三共販売提携でテトラミドという商品名で発売されている。うつ病・うつ状態の治療薬に使用される。
作用機序
シナプス前膜にあるアドレナリンα2受容体を阻害することにより、神経シナプス間隙へのノルアドレナリンの放出を促進し、受容体への刺激を増進することにより、抗うつ作用を示す。抗コリン作用は極めて弱い。
適応症
うつ病・うつ状態
禁忌
- モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の者
慎重投与
種類
- 錠剤:10mg,30mg
副作用
重大な副作用としては
がある。
脚注
- ^ ミアンセリンを開発したオランダのオルガノンがシェリング・プラウを経て2009年にメルク・アンド・カンパニーに統合された後、2021年に分社化された法人である。
関連項目
- レメロン/リフレックス…この薬の炭素1個を窒素1個に置き換えただけである。
ミアンセリン(テトラミド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 15:31 UTC 版)
「抗うつ薬」の記事における「ミアンセリン(テトラミド)」の解説
α2受容体を遮断することでノルアドレナリンの放出を促進する。抗ヒスタミン作用が強い薬物である。心毒性がないため非常に使いやすい抗うつ薬である。呼吸抑制と鎮静という副作用がある。SSRIとの併用による増強効果が報告されている数少ない薬物である。
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