黄ららのきわみ【キララノキワミ】(果樹)
登録番号 | 第14916号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | もも | |
登録品種の名称及びその読み | 黄ららのきわみ よみ:キララノキワミ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社福島天香園 | |
品種登録者の住所 | 福島県福島市荒井字上町裏2番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 斎藤賢一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「川中島白桃」に「ゆうぞら」を交配して育成されたものであり、果実の大きさがかなり大、形が短楕円形、果皮の地色が黄、果肉の地色が黄色で育成地(福島県伊達郡国見町)では9月中旬に成熟する。樹姿はやや開張、樹の大きさは大、樹勢は中である。新梢の紅色素はやや少である。葉身長はやや長、葉身幅はやや広、葉身の色は緑色、蜜腺の形は腎臓形である。花の咲き型は普通咲、がく筒内壁の色は橙色、花の大きさは中、花弁の色は淡桃色、花形は一重、花弁の大きさはやや小、形は長楕円形、波打ちは有、花粉の有無は無である。果実の大きさはかなり大、形は短楕円形、果頂の形は広浅凹、果実の縫合線の深さは浅、梗あの広さはやや広、深さは深、果皮の地色は黄色、被う色は赤色、多少は中、型はぼかし状、毛じの有無と密度は中、付着性はやや強、果肉の地色は黄色、果皮内の着色は無、核周辺の着色は少、果肉の粗密はやや密、繊維は少、果汁の多少及び甘味は多、酸味は少、渋味はかなり少、香気はやや多である。核の大きさはやや大、形は楕円形、果肉との粘離は半離核、核の褐色の濃淡はやや濃、後期落果及び裂果はやや少である。「あぶくま」と比較して、花粉が無いこと、果皮の地色が黄色であること等で、「黄貴姫」と比較して、花粉が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者のほ場(福島県伊達郡国見町)において、「川中島白桃」に「ゆうぞら」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「黄金のきわみ」であった。 |
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