鷹栖家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:17 UTC 版)
「護くんに女神の祝福を!」の記事における「鷹栖家」の解説
鷹栖尚幸(たかす なおゆき) 声 - 若本規夫 絢子の祖父。元・内閣総理大臣で現在も様々な政治的駆け引きのために世界中を飛び回っている。非常に豪快な性格でトラブルを呼び込む才能に長ける(自分自身の茶目っ気から、トラブルを自ら起こすことさえ日常茶飯事)。バレンタイン・キラー事件の際には自らの持つポテンシャルを大いに活かしきり、東ビ大付属を恐怖のどん底に陥れた。 絢子を溺愛していて、絢子自身も尚幸の前では赤子同然になってしまう。 鷹栖正樹(たかす まさき) 声 - 安元洋貴 絢子の叔父でビアトリス研究の第一人者。かつて幼い絢子を連れて、世界中を旅していた。現在はドイツのアルデマール大学にてヨハンと共に「ビアトリスの意志」と「その発生」を探る研究プロジェクト「原初への帰還」を発案し、その実行を進行させている。 護の記憶にある「あの人」の正体。幼い護を事故から救い、ビアトリスの奇跡を教えた張本人で、護にとっては最大の憧れの人。 現代において最もビアトリスの真実に近づいているとされるビアトリス研究者。一方で尚幸や絢子と同様、鷹栖の血筋をバックボーンとした無駄な自信過剰が見られ、ヨハンらと同様に自らの絶対性を信じて疑っていない。そのため、自らの研究がもたらすものについての弊害やそれに伴う他者の感情などを省みる事が無いため、<銀のマリア>ガートルード・マクヴリーズに警戒されている。 鷹栖宏隆(たかす ひろたか) 正樹の兄であり絢子の父親。官僚としてはエリートとして将来を嘱望され後に代議士に転進する人物だが、一方で自らの理解を超えるモノを受け入れられず、また、それを理解できる優秀な存在を激しく憎む男。しかも絢子に似た美丈夫。ビアトリスに関しては、若い頃の正樹のイタズラがトラウマとなって特に激しく憎んでおり、故に優秀なビアトリス使いである絢子の事を、実の娘にもかかわらず「バケモノ」呼ばわりしている。そのため絢子とは折り合いが悪く、絢子自身は「あの人」呼ばわりで名前を呼ぼうともしない。 鷹栖奈緒子(たかす なおこ) 絢子の母親。絢子を我が娘として愛したいのだが、その娘を憎む自らの夫・宏隆もそれ以上に愛しているために、双方の板挟みになってしまっている女性。そして理性下の選択として宏隆の方を選び、本能で絢子の能力に怯えているために双方の溝はあまりに深く、これが埋まるきっかけすらも壊してしまった。
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