高松丸亀町商店街再開発事業
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「高松市の再開発」の記事における「高松丸亀町商店街再開発事業」の解説
詳細は「高松中央商店街#丸亀町商店街」を参照 丸亀町商店街は高松城築城とともに開かれ、400年の歴史を持つ高松で最も古い商店街である。南北に全長470メートルで、衣料品店を中心に約150の専門店を擁する高松市最大の商店街であるが、近年他の地方都市と同様に郊外型の大型店に圧され商店街は空店舗が目立ち始めた。 この計画は丸亀町商店街振興組合によって商店街全盛期の1983年に計画され、街をAからGの7つの街区に分け再開発するものである。具体的な計画は、多数の地権者が存在する現在の建物を解体して、街路の幅員を現在の8メートルから11メートルに拡張し、そこに再開発ビルを建てるというものである。 2005年には、最北端に位置し、兵庫町商店街と片原町商店街が接続するA街区の解体工事が開始された。計画ではA街区の事業効果を見て最南端に位置するG街区が着工予定であったが、先にB街区とC街区の開発概要が発表され、2008年3月に一部着工となった。G街区はその後の見通しとなった。この事業は全国的にも珍しく、また商店街としては大規模な再開発のため県内外から注目されている。 そして、2006年(平成18年)11月3日、隣接する高松三越のテナントとして東館一部の高級ブランド店が先行オープン、12月10日にグランドオープンとなった。A街区の名称は「高松丸亀町壱番街」と名づけられた。 二期目のB街区は2009年12月11日に「高松丸亀町弐番街」としてオープン。C街区も一部店舗でB街区と同時期に先行オープンとしている。市民などからは全街区のオープンに期待がかかる一方、ひとつひとつの開発が遅いためにはやくできて欲しいとの声も多数でている。 三期目となる最南端に位置し、国道11号を挟んで南新町商店街が接続するG街区は2010年3月から既存の建物の解体工事に着手して10月頃に着工し、2012年4月に完成した。名称は一般公募で決定した「丸亀町グリーン」。
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