高円寺署の警察官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:52 UTC 版)
鮎川 環(あゆかわ たまき) 生活安全課少年係に所属。連載当初は交通管理課所属だったが、後に希望だった少年係に転属する。竹虎に少し好意もあるようで、なにかとちょっかいを出したり、竹虎を気づかって明るく話しかけたりする。嫌味で陰険な面がある新庄を嫌っており、刑事としての未熟さから彼が正論を言っていても解らず、それを竹虎に反論される場面もある。 千葉 さくら(ちば さくら) 生活安全課少年係係長。美月の事件解決に貢献した竹虎に注目して少年係に引き抜くが、彼の仕事に対する評価はまだ期待と不安が入り混じった状態で、はっきりとは定まっていない様子。ややキツい物腰からか他の女性署員たちからはあまり評判が良くないらしく、名前をもじって「ウバザクラ」と陰口を言われているが、本人は気付いていない。竹虎の父親は恩師だった。 ドラマでは40歳。妹を当時未成年だった何者かに殺され、それにより少年犯罪を憎んでいる。 新庄 徹(しんじょう とおる) 少年係刑事。おかっぱ頭に眼鏡が特徴。竹虎の指導係。甘い竹虎のことを嫌いつつも、彼のやり方をある程度は認めている部分もある(有効な場合もある思っている程度)。父親は早くに亡くなっている。母親が個人商店を経営していたが、万引きに泣かされていた。 嫌味で陰険な部分もあるが、刑事としての正義感及び責任感は強い。いい意味でも悪い意味でも論理的なタイプであり、物事を冷静かつ合理的に判断する能力があるが、その反面で頭でっかちになりがちな面がある。捜査一課を希望している。自分と同じ境遇の人間を思いやる気持ちが強い分、加害者側に厳しい。特に世の中に甘えた少年犯罪者が大嫌いであり、自分が万引き(冤罪)で捕まえて破滅させた楠木に対して、彼だけでなく彼の家族も同罪で一緒に破滅しても構わないと捉えられる発言をしている。そのために彼に命を狙われた際、わざと取り返しのつかない所まで彼を誘導しようとした。日影に対しては、先入観から強い義憤を露にしている。だが、楠木に対しては更生して真面目に生きていると信用するようになり、彼が事件の容疑者になった際に弁護している。町田が自首して来た時は、彼女の竹虎への感謝と信頼が籠められた言葉を聞いて、とても嬉しそうな顔を浮かべている。 ドラマでは32歳。関西弁でしゃべっており、原作との相違が目立つ。原作同様クールだが女好きで、いつも合コンに参加している。 高倉 夏彦(たかくら なつひこ) 少年係刑事。七三分けで眼鏡が特徴の中年男性。温厚な性格だが、刑事としての厳しさも持っている。一時期刑事課に移動して捜査一課に所属していたことがある。弁護士の久間はその頃からの知人。竹虎の父親とは親友だった。
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