食用が認められているフグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 01:05 UTC 版)
「ふぐ料理」の記事における「食用が認められているフグ」の解説
2006年時点、日本で食用が認められているフグは22種類。1983年に出された厚生省(現在の厚生労働省)局長通達『フグの衛生確保についての新しい措置基準』に基づく。以下この通達で認められた22種類のフグとその部位を列挙する。○の項目が食用として可能と判断されたものである。ただし、日本沿岸域、日本海、渤海、黄海及び東シナ海で捕獲されたものに限っている。また、コモンフグ及びヒガンフグの岩手県越喜来湾・釜石湾、宮城県雄勝湾で漁獲されたものは毒性が強く、食用不可とされている。 ここに挙げた以外の魚種、部位および海域のものを販売することは食品衛生法の第4条違反に該当する。 科目種類部位肉皮精巣(白子)フグ科 クサフグ ○ × コモンフグ ○ ヒガンフグ ショウサイフグ ○ × ○ ナシフグ マフグ メフグ アカメフグ トラフグ ○ カラス シマフグ ゴマフグ ○ × ○ カナフグ ○ シロサバフグ クロサバフグ ヨリトフグ サンサイフグ ○ × ハリセンボン科 イシガキフグ ○ ハリセンボン ヒトヅラハリセンボン ネズミフグ ハコフグ科 ハコフグ ○ × ○
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