コモンフグとは? わかりやすく解説

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コモンフグ

学名Takifugu poecilonotus 英名:Finepatterned puffer
地方名ホシフグト 
脊椎動物門硬骨魚綱フグ目フグ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ
生態写真はこちら

特徴
水深100m以浅の沿岸藻場岩礁域に生息している。ナシフグ似ているがコモンフグの方が背にある白い班点が大きいことから区別できる甲殻類、貝類ウニ類ヒトデ類イカ類、小型魚類などを食べる。4月産卵期岸辺産卵を行うと推測されている。受精卵卵黄無色透明であるが次第淡い乳白色帯びるようになり半透明になる。毒性は強い方で、肝臓卵巣猛毒、皮、腸、生殖巣は強毒、肉にも弱い毒をもっている。

分布:北海道以南日本朝鮮半島 大きさ:20cm
漁法:磯刺し網定置網磯釣り 食べ方: 

小紋河豚

読み方:コモンフグ(komonfugu)

フグ科海水魚


小紋河豚

読み方:コモンフグ(komonfugu)

フグ一種

季節

分類 動物


コモンフグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 19:21 UTC 版)

コモンフグ
コモンフグ T. flavipterus
保全状況評価
DATA DEFICIENT (IUCN Red List Ver. 2.3 (1994))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: フグ目 Tetraodontiformes
: フグ科 Tetraodontidae
: トラフグ属 Takifugu
: コモンフグ
T. flavipterus
学名
Takifugu flavipterus
(Matsuura, 2017)
和名
コモンフグ
英名
Pufferfish

コモンフグ(小紋河豚、Takifugu flavipterus)は、フグ目フグ科トラフグ属に属する海水魚である。別名にアカメフグ(赤目河豚)、マフグ(真河豚)などがある。ただし、「マフグ」という和名のフグはコモンフグとは別に存在する。

生態

眼の下に白い斑点があるのが特徴で、これでクサフグと見分ける。体色はやや茶色に近く、北海道南部から九州南岸の岩礁で主に見られる。クサフグのように海岸に乗り上げて産卵する。大きさは25cm程。最大40cm。

似たようなフグにコモンダマシがある。

筋肉が無毒または弱毒であるほかはほとんど猛毒。コモンダマシは筋肉や精巣も有毒である。また、岩手県越喜来湾釜石湾宮城県雄勝湾で漁獲されたものは毒性が強く食用不可とされている[1][2]。「当たったら身の終わり(美濃尾張)になる」というだじゃれから、クサフグやナシフグヒガンフグなどと共にナゴヤフグ(名古屋フグ)とも呼ばれる[3]

脚注

  1. ^ 食用のふぐの種類とその可食部位(その1)”. 東京都市場衛生検査所. 2015年4月23日閲覧。
  2. ^ 石川皓章著・瀬能宏監修・隔週刊つり情報編集部編『海の魚大図鑑』日東書院本社、2010年12月1日初版第1刷発行、P.288-289、ISBN 4-528-01210-3
  3. ^ 東京中日スポーツ・2011年5月20日付 16面「旅人の書」

参考文献




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