コモンダカラとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 動物名 > コモンダカラの意味・解説 

小紋宝

読み方:コモンダカラ(komondakara)

タカラガイ科の貝


小紋宝

読み方:コモンダカラ(komondakara)

子安貝別称

季節

分類 動物


コモンダカラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 19:03 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
コモンダカラ 
コモンダカラ
 
分類
: 動物Animalia 
: 軟体動物Mollusca 
: 腹足綱 Gastropoda 
: 吸腔目 Sorbeoconcha 
: タカラガイ科 Cypraeidae
: コモンダカラ属 Naria 
: コモンダカラ

N. erosa[1] 

学名
Naria erosa
(Linnaeus, 1758)
和名
コモンダカラ(小紋宝)
英名
gnawed cowry, eroded cowry

(中名) 眼球貝 (拼音: yǎn qiú bèi) 

コモンダカラ(小紋宝、Naria erosa)は、タカラガイ科 Cypraeidae巻貝の一種で、房総半島以南の暖海で比較的普通に見られる。他のタカラガイと同様に、生時は多数の樹枝状肉質突起が突き出した外套膜におおわれて、前方に触手や水管を伸ばしながらはって、藻類デトリタスバイオフィルムなどを食べる。蓋は無く、雌雄異体。コモンダカラは 従来カモンダカラやオミナエシダカラなどとともにErosaria属に分類されてきたが、近年Naria 属に分類されるようになった[2]

外観

約2~3cmの分厚い貝殻を持ち、殻の背面に白色と褐色の小さい紋が多数ある。殻の腹面は白色で、側面には褐色で四角い大きい斑点が1個ある。開口部左右に14~16本の歯があって、後端では斜めに刻まれる。成長した殻は横へ肥厚し、右側の歯は側面まで達する[3]

各地のコモンダカラ

分布

房総半島以南、西太平洋からインド洋にかけての、潮間帯の岩礁[3]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ Naria erosa”. WoRMS. 2020年7月23日閲覧。
  2. ^ Mauro Doneddu (2008). “I generi Erosaria Troschel, 1863 e Naria Broderip, 1837 Osservazioni sul loro utilizzo (Gastropoda: Cypraeidae)”. Boll. Malacol 44: 49. 
  3. ^ a b 世界文化生物大図鑑『貝類』 荒川好満ら p.106. 世界文化社. (2004/6/15) 

外部リンク

 

 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コモンダカラ」の関連用語

コモンダカラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コモンダカラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコモンダカラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS