ヒトデ類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/06 13:59 UTC 版)
ヒトデ類は下面に口があり、そこから腕に向かって歩帯溝がある点でウミユリ類と共通する。つまり柄を失ったウミユリ類(ウミシダ)を、口盤を下にして伏せたようなものである。管足型の配置もこれに準じる。ただしその発達ははるかによい。環状水管にはポーリ嚢の他に、より小型のティーデマン嚢(Tiedemann's vsicle)がある。石管は上面に伸び、一カ所の腕と腕の間に位置する多孔板につながる。放射水管からは左右に対をなして管足と瓶嚢が並ぶようになっている。 シャリンヒトデ類では諸事退化傾向で、水管系では放射水管がなくて環状水管から管足が出る。
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