非合法党派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 14:34 UTC 版)
「中華人民共和国の政党一覧」の記事における「非合法党派」の解説
建国以来、中国共産党の指導下で「中国の統一と団結」を守るため、中国政府は新規政党の結成を認めず、国務院民政部への政党登録の申請が出てもこれを拒否・弾圧している。また、一部の政治活動家らは「民間の一般組織」という体裁で団体を立ち上げているが、中国共産党の施策に批判的な団体はいずれも設立直後に中国当局によって取締りを受けている。そのため、現存する反政府(中共)系の政党・団体はいずれも中国国外を拠点に活動しており、中国国内では主だった活動をできていない。 中国大陸にて公の場で結党を宣言した政党 中国民主党 - 1998年結党、民政部へ政党登録申請するも、同年中に主要構成員が逮捕される。2004年以降は、アメリカを中心に中国国外で複数の後継団体が別個に活動中。 中国泛藍連盟 - 2004年設立。2007年の代表逮捕後に大陸での具体的な活動実績はないが、後続ウェブサイトが2012年以降も活動中。 中国新民党 - 2007年結党宣言。2008年の党首逮捕後は活動実績無し。 中国毛沢東主義共産党(中文版) - 2009年結党宣言。同年中の党員逮捕後は活動実績無し。 中国至憲党 - 2013年結党宣言。同年中に北京市当局が「非合法団体」として取り締まりを宣言。それ以降に具体的な活動実績無し。 中国国外で設立を宣言した政党・団体 民主中国陣線 - 1989年にフランスで設立宣言。現在はアメリカ合衆国を中心に中国国外で活動。 中国社会民主党 - 2007年にアメリカのカリフォルニア州にて結党宣言。アメリカや香港を中心に活動。
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