非可逆性とは? わかりやすく解説

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非可逆性

読み方:ひかぎゃくせい

可逆的でない性質のこと、元に戻すことができないような性質のこと、不可逆性

非可逆性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 15:43 UTC 版)

シュトルツ=チェザロの定理」の記事における「非可逆性」の解説

この定理、すなわち「数列差分の比の極限存在する⇒その数列の比の極限存在する」の逆は真であるとは限らない例えば、二つ数列、 { a n } = { 10 , 10 , 100 , 100 , 1000 , 1000 , … } , {\displaystyle \{a_{n}\}=\{10,10,100,100,1000,1000,\dots \},} { b n } = { 10 , 11 , 100 , 101 , 1000 , 1001 , … } {\displaystyle \{b_{n}\}=\{10,11,100,101,1000,1001,\dots \}} に対してlim n → ∞ a n b n = 1 {\displaystyle \lim _{n\to \infty }{\frac {a_{n}}{b_{n}}}=1} であるが、 lim _ n → ∞ ⁡ a n − a n − 1 b n − b n1 = 0 , lim ¯ n → ∞ ⁡ a n − a n − 1 b n − b n1 = 1 {\displaystyle \varliminf _{n\to \infty }{\frac {a_{n}-a_{n-1}}{b_{n}-b_{n-1}}}=0,\quad \varlimsup _{n\to \infty }{\frac {a_{n}-a_{n-1}}{b_{n}-b_{n-1}}}=1} となるので、数列 a n − a n − 1 b n − b n − 1 {\displaystyle {\frac {a_{n}-a_{n-1}}{b_{n}-b_{n-1}}}} の極限値存在しない

※この「非可逆性」の解説は、「シュトルツ=チェザロの定理」の解説の一部です。
「非可逆性」を含む「シュトルツ=チェザロの定理」の記事については、「シュトルツ=チェザロの定理」の概要を参照ください。

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