零戦二一型とは? わかりやすく解説

零戦二一型(A6M2b)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 13:41 UTC 版)

零式艦上戦闘機の派生型」の記事における「零戦二一型(A6M2b)」の解説

二一型一一型を基に空母への搭載前提として本格的に量産された型である。一一型同様、採用当時制式名称は「零式一号艦上戦闘機二型」だった。零戦翼幅12mは空母エレベーター寸法考慮して決められていたが、実際に運用してみると不都合多く翼端エレベーターに当たるため斜めに載せなければならないなど)、翼端を50cmずつ折り畳め機能追加された他、一一型では省略されていた着艦フック無線帰投方位測定器といった艦上機装備追加された(着艦フック無線帰投方位測定器一一型後期生産18機も装備または装備可能になっている)。真珠湾攻撃始めとする太平洋戦争緒戦実戦投入され、その長大航続距離卓越した運動性能、20mm機銃2挺の大火力はアメリカ軍衝撃与え当時日本軍の快進撃相まって多く零戦伝説生み出すこととなった開戦直前起きた下川事件対策として主翼強度を増す設計変更が行われた結果採用当初には509.3km/hだった最高速度が533.4km/hにまで向上している。生産数三菱製が740機、昭和19年春まで生産され中島製(ライセンス生産)が2,821であった

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