零戦五二丙型とは? わかりやすく解説

零戦五二丙型(A6M5c)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 13:41 UTC 版)

零式艦上戦闘機の派生型」の記事における「零戦五二丙型(A6M5c)」の解説

五二丙型甲型乙型路線踏襲し、更に武装と防弾装備強化した型で、武装面では両主翼三式13.2mm機銃を1挺ずつ追加して計3挺に増やしており(機首左舷の九七式7.7mm機銃撤去)、防弾装備面では座席後部操縦頭部保護用の55mm防弾ガラス追加している。堀越二郎技師設計陣に余裕がなかったため、零式水上観測機開発した佐野栄太郎技師設計陣が改設計当たっている。 本型式まで速度低下は差ほど表れなかったが、実際急降下性能を除く運動性能全般や、上昇力上昇限度の各数値五二乙型比べて低下しており、攻守強化重点置いた代わりに零戦本来の運動性能削ぐ型式成っている。 三菱中島とも1944年10月から生産開始している。後に改善されたが、当初三菱から提供され設計図ミスがあったため、初期生産中島五二丙型落下式増槽装備できなかった。

※この「零戦五二丙型(A6M5c)」の解説は、「零式艦上戦闘機の派生型」の解説の一部です。
「零戦五二丙型(A6M5c)」を含む「零式艦上戦闘機の派生型」の記事については、「零式艦上戦闘機の派生型」の概要を参照ください。

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