雅楽における鉦鼓とは? わかりやすく解説

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雅楽における鉦鼓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 10:17 UTC 版)

鉦鼓」の記事における「雅楽における鉦鼓」の解説

雅楽では鉦鼓を「しょうこ」または「しょうご」という。釣鉦鼓大鉦鼓、荷鉦鼓三種あるが、通常は釣鉦鼓用いる。鉦鼓は「延喜式」、「続日本紀」などにも登場する鉦鼓は主に舞楽使用するが、内側に鉤を施し鉦鼓懸ける外輪の下に施し脚を附ける表面向うむきに据え裏面から鉦鼓真ん中を打つ。なお大鉦鼓内径一尺二寸のもので、晴朝儀大法要、舞楽等に用いる。 大鉦鼓は、御遊または宮中盛儀における舞楽庭上用いられ大太鼓ならんで置かれる。釣鉦鼓は、釣太鼓あわせて用いられ、ふつうの管絃または略式舞楽用いられる。荷(にない)鉦鼓は、行道楽において荷太鼓とともにもちいられ長い棒をとおしてこれをにない、歩みながら奏する。『教訓抄』には、「方磬を打つときは鉦鼓を撃つべからず」とある。鉦を打つには左右2本のほそながいバチをもちい、楽譜には左右ともに生または金の字を用い唱歌には左のバチをクととなえ、右のバチレイとなえる『続日本紀』には「霊亀元年春正月甲申天皇大極殿御し朝を受く省略陸奥出羽蝦夷南島奄美夜久威信覚球美等来朝各各方物を貢す其儀朱雀門左右に鼓吹騎兵陣列す元会之日鉦鼓用ひるは是より始る矣」とある。

※この「雅楽における鉦鼓」の解説は、「鉦鼓」の解説の一部です。
「雅楽における鉦鼓」を含む「鉦鼓」の記事については、「鉦鼓」の概要を参照ください。

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