開発作品の特色とは? わかりやすく解説

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開発作品の特色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 07:53 UTC 版)

彩京」の記事における「開発作品の特色」の解説

同社シューティングゲーム彩京弾呼ばれる高速敵弾特徴としており、その独特の構成から「彩京シューティング」と呼称される一カテゴリ築いた彩京弾特色としては 敵弾異様なほど高速飛んでくる。 奇数弾(3Way,5Way弾)と偶数弾(2Way,4Way弾)の組み合わせワンセット弾幕形成する上記高速弾低速弾を絡めた、緩急法則性の強い攻撃。 といった点が挙げられる。 非常に弾速が高く攻撃範囲も広い彩京弾を軸としている彩京シューティングは、敵弾見てからの「アドリブ避け」が難しい。一方で敵の攻撃は強い法則性基づいて構成されているため、動き方タイミング覚えて自機を動かす(いわゆるパターン化する」)ことで、見た目よりも遥かに簡単に避けることが可能になっている。 それまでシューティングゲームアドリブ避け技術反射神経第一に問われるような構成多かったため、動き方覚えることで誰にでも敵弾すり抜ける快感味わえ彩京シューティング台頭幅広い層のプレイヤー支持を得ることに成功し沈滞気味にあった90年代シューティング界に大きな影響与えた(ただし、2周目は破壊した敵がランダム性の強い撃ち返し弾放つうになるため、よりアドリブ避けセンス反射神経重要になっていることが多く、その難易度1周目比ではない)。 また、当時爆発的な人気呼んでいた格闘ゲーム影響随所見られ、短い時間気軽に楽しめる作品や、キャラクター性の強い作品多くリリースするという点でも人気集めた。 特にキャラクター面では中村博文司淳寺田克也などのイラストレーターキャラクターデザイン起用し風雲はだか侍「アイン」、爆乳巫女「こより」、性悪魔法少女マリオン」といったキャラクター輩出『戦国エース』ガンバード各シリーズでは、『ソニックウィングス』シリーズから引き継がれ2人プレイ時キャラクター組み合わせによるマルチストーリーシステムを採用するなど力を入れており、新声社の『ゲーメスト誌上中心にグッズイラスト集などの展開も行っていた。 多くのシューティングタイトルのインストラクションカードでは各キャラクターキャッチコピー付けられていたのも特徴で、「男ならこれを選べ!!」という文句彩京シューティング象徴するフレーズとなっている。 麻雀ゲームにおいても成年コミック誌とのコラボレーション実写バカバカしい必殺技飛び交う対戦モードなど、独自の展開によって人気確立した倒産した東亜プラン入れ替わる形でシューティングゲーム界に登場し初心者でも気軽に楽しめる作風シューティング復権一翼担った彩京だったが、多くのシューティングメーカーが辿った道と同じように、90年代終盤からは極端に難易度高騰した作品連発するようになり、プレイヤー支持を失う結果となった最盛期には同じく新興のシューティングメーカーであったケイブライジング覇を争うように活発に作品リリースしていたが、結果的にケイブ生き残った一方で彩京ライジング失速することとなった。そして、シューティング格闘ゲーム衰退と、音楽ゲーム対戦アクションゲームなどの新興ジャンル台頭によるアーケードゲーム界の構造変化決定的なものとなっていた。

※この「開発作品の特色」の解説は、「彩京」の解説の一部です。
「開発作品の特色」を含む「彩京」の記事については、「彩京」の概要を参照ください。

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