開業と周辺開発の遅れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:22 UTC 版)
新駅設置の申請時点でも区画整理と都市計画道路の整備に向けた調整は決着しておらず、1992年(平成4年)8月2日に東口側の「草津市野路東部土地区画整理組合」を設立することになり、1994年(平成6年)4月2日に仮換地指定への地権者などの同意が得られて全面的な着工が可能となった。そのため、当駅が1994年(平成6年)9月4日に開業したものの、駅周辺の整備事業が続き、東口の駅前広場の完成は1999年(平成11年)2月となった。なお、新駅の開業を受け、「草津市南部新駅設置期成同盟会」は開業翌年の1995年(平成7年)3月27日に総会を開いて解散することになった。 西口については、1998年(平成10年)に草津市が区画整理事業に着手することになり、1999年(平成11年)6月26日にその都市計画決定についての地権者などによる総会開催を経て、同年10月24日に土地区画整理組合を設立することになった(平成22年度事業終了予定)。この区画整理事業に伴い、古道沿いとされる場所で、2000年(平成12年)9月に中世と見られる建物群などの遺跡が出土している。それにより、西口にバスとタクシーの乗降場などのある駅前広場が整備され、2007年(平成19年)7月25日に供用開始となった。
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