鍵層

デジタル大辞泉

かぎ‐そう【鍵層】

読み方：かぎそう

地層の対比に有効な地層。火山灰による凝灰岩層など、短期間に広い範囲に堆積し、岩質に特徴があって識別しやすいものが利用される。キーベッド。けんそう。

石油/天然ガス用語辞典

鍵層

読み方： かぎそう
【英】: key bed

地層は、岩質・厚さとも側方へ変化する。地層の最小単位を単層と呼ぶが、この単層のうちで、比較的広範囲に追跡できるものは、地層の累重関係や地質時代の判別に有効である。このような単層（もしくは単層群）をかぎ層という。石炭層、石灰岩層、礫岩層｛れきがんそう｝、凝灰岩層、化石層など、他層と比べて特徴的な岩質を呈するものがかぎ層として認定しやすい。

ウィキペディア

鍵層

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/12/01 16:02 UTC 版)

鍵層（かぎそう、key bed、marker bed）とは、地層の年代を比較し特定するために用いられる特徴的な層である。主に堆積層であり、同一時代に堆積した地層であることがその要件である。