海成層
【英】: marine deposit
海底に堆積{たいせき}した地層。石油根源岩として重要。対語は陸成層。堆積した海の深さによって、次のように分類される。 (1) 海浜相(littoral):深さ 0 ~ 15m 、砂礫岩{されきがん}を主とする。 (2) 浅海相(neritic):深さ 15 ~ 200m 、大陸棚の堆積物で、岩質は変化に富む。 (3) 半深海相(bathyal):深さ 200 ~ 1,000m 、青灰色泥岩を主とする。 (4) 深海相(abyssal):深さ 1,000m 以深、放散虫チャートなどが考えられる。 |

海成層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 16:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動海成層(かいせいそう、英: marine deposit)は、海洋底に堆積物が堆積することによって形成された地層のこと[1][2]。堆積した海の深さが、0~15mのものを「海浜相(littoral)」、15~200mのものを「浅海相(neritic)」、200~1,000mのものを「半深海相(bathyal)」、 1,000m以深のものを「 深海相(abyssal)」とそれぞれ呼ぶ[3]。海成層の対義語は「陸成層」である。
脚注
- ^ “海成層(かいせいそう)の意味 - goo国語辞書” (日本語). goo辞書. 2021年1月24日閲覧。
- ^ 『海成層』 - コトバンク
- ^ “海成層 [かいせいそう]” (日本語). JOGMEC石油・天然ガス資源情報ウェブサイト. 2021年1月24日閲覧。
「海成層」の例文・使い方・用例・文例
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