金剛丸 (特設巡洋艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 12:24 UTC 版)
この項目における金剛丸(こんごうまる Kongo Maru)は、かつて国際汽船が運航していた貨物船で、太平洋戦争では特設巡洋艦として運用されたが、比較的早い時期に戦没した。
注釈
- ^ この時、国際汽船では第一次船舶改善助成施設で「金剛丸」のほかに「鹿野丸」(8,572トン)と「清澄丸」(8,613トン)を建造しているが(#船舶改善助成施設実績調査表p.2)、「船舶改善助成施設実績調査表」では「金剛丸」が川崎造船所で、「清澄丸」が播磨造船所で建造、となっている。造船所建造番号は、「金剛丸」が播磨造船所205番船、「清澄丸」が川崎造船所第583番船であるが(#播磨造船所50年史p.87, pp.450-451 、#川重社史年表諸表pp.186-187)、「船舶改善助成施設実績調査表」では「金剛丸」と「清澄丸」が入れ替わっている(「金剛丸」=川崎第583番船、「清澄丸」=播磨第205番船)。ただし、#日本汽船名簿・金剛丸と#日本汽船名簿・清澄丸での記述や「船舶改善助成施設実績調査表」の作成時期から察すると、「船舶改善助成施設実績調査表」の単純な誤りのほかに、国際汽船が何らかの理由で両船の名前を進水前に入れ替えた可能性がある。
- ^ #船舶改善助成施設実績調査表では11金剛丸29清澄丸となっているが(#船舶改善助成施設実績調査表 pp.2,4,7)、実際は逆で11清澄丸29金剛丸となっている(#造船p313、#山田)。
- ^ 元は鉄道省の青函連絡船。
出典
- ^ a b c #播磨造船所50年史pp.450-451
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o #日本汽船名簿・金剛丸
- ^ Kongo_Maru_class
- ^ a b #木俣軽巡p.139
- ^ a b #商船八十年史p.48
- ^ #松井pp.87-88
- ^ #商船八十年史p.49,53
- ^ #松井p.89
- ^ a b #松井p.120
- ^ #播磨造船所50年史p.87, pp.450-451
- ^ #船舶改善助成施設実績調査表p.2
- ^ “西海丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月6日閲覧。
- ^ “廣東丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月6日閲覧。
- ^ “釜山丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月6日閲覧。
- ^ “肥後丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2023年11月6日閲覧。
- ^ #神戸又新360412
- ^ #神戸381207
- ^ a b c #特設原簿p.102
- ^ 防衛庁防衛研修所 戦史室『戦史叢書第38巻 中部太平洋方面海軍作戦<1>昭和十七年五月まで』朝雲新聞社、122ページ
- ^ #四艦1612p.6
- ^ #木俣軽巡p.140
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)p.5
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)pp.18-19
- ^ #木俣軽巡p.141
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)p.24
- ^ #木俣軽巡p.142
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)p.25
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)pp.25-29
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)pp.34-35
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)p.41,46
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)pp.28-29, pp.40-42
- ^ #木俣軽巡p.143
- ^ #「ウ」攻略部隊(1)p.48
- ^ #木俣軽巡pp.143-144
- ^ #木俣軽巡p.145
- ^ #四艦1612pp.6-8
- ^ #R攻略部隊p.5,16
- ^ a b #木俣軽巡p.147
- ^ #四艦1702pp.25-27
- ^ #軍艦津軽pp.5-6
- ^ a b c #木俣軽巡p.151
- ^ #軍艦津軽p.8
- ^ #軍艦津軽p.9
- ^ a b c d e #木俣軽巡p.152
- ^ a b c #ニミッツ、ポッターp.44
- ^ “The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II Chapter IV: 1942” (英語). HyperWar. 2012年5月24日閲覧。
- ^ #南洋部隊pp.22-23
- ^ #南洋部隊p.30,34
- ^ #南洋部隊p.35
- ^ #南洋部隊p.43
- ^ #木俣軽巡pp.152-153
- ^ 『日本海軍史』第10巻、473頁。
- 1 金剛丸 (特設巡洋艦)とは
- 2 金剛丸 (特設巡洋艦)の概要
- 3 概要
- 4 艦長
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