過去の単位
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過去においては現代とは異なる単位や用語が用いられた場合が存在し、標準液体分量単位および薬剤液体分量単位をもととしている。 drop( ドロップ ) 0.95グレーンの水の体積あるいはビターズ・ボトルを静かに逆さにして落とした滴量、1/480 オンス、日本語では「落滴」とあらわす。 dash( ダッシュ ) ビターズ・ボトルから強く振り出した単位であり、約1/27オンス、日本語では「滴」とあらわす。 tsp( Tea-spoon、ティースプーン ) バー・スプーン1杯分程、約1/9オンス、日本語では「茶匙」とあらわす。 Teble-spoon( テーブルスプーン ) 約8/9オンス、日本語では「卓匙」とあらわす。 oz( Ounce、オンス ) 液量オンス、アメリカとイギリスで定義の違いによりその値は異なるが、28.4mlから29.5mlの間となる。 また、グラスの容量で示した単位も用いられている。 Pony( ポニー ) リキュールグラス1杯分、1オンス Jigger( ジガー ) カクテル・グラス1杯分、2オンス Gill( ジル ) 大型ワイングラス1杯分、4オンス 日本語の単位で注意すべきは「滴」であり、dashを示したり1/3dashを示す場合が存在する。
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過去の単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 08:03 UTC 版)
メートル時間の基本単位として、過去に様々な提案があった。 1794年3月28日、メートル法を制定する委員会の委員長であったジョゼフ=ルイ・ラグランジュは、委員会への報告書の中でdéci-jour(デシ日)とcenti-jour(センチ日)という単位を提唱した。これは、1日の1/10、1/100を時間の単位とするものである。しかし、その提案は、面識と慣れの欠如から、受け入れられることはなかった。 1日の10万分の1(0.864秒)を「十進化秒 (decimal second)」とする提案もある。しかし、「秒」のいかなる再検討も、既存の単位との競合を引き起こす。例えば、ラグランジュが提唱した、1日の100分の1と定義される「センチ日」は、漢字文化圏で千年以上用いられてきた刻と同じである。 19世紀、フランスのJoseph de Rey-Pailhadeが、センチ日をcéとし、1 cé = 10 decicé = 100 centicé = 1000 millicé = 10000 dimicésとする単位を提唱した。 1897年、フランスの経度局(英語版)に数学者アンリ・ポアンカレを幹事とする「十進化時間委員会」(Commission de décimalisation du temps)が設置された。委員会は「時」を基本単位とすることを提案したが、受け入れられず、結局断念された。 スウォッチ・インターネットタイムは、1000分の1日を「ビート」とするものであるが、国際単位系のSI接頭語は用いられない。
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