迷宮方面軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:18 UTC 版)
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の記事における「迷宮方面軍」の解説
アルエトン・エルタール 迷宮方面軍の将軍。迷宮都市における軍のトップであり、太守夫人に対等の立場で物が言える数少ない人物。筋骨隆々で、いかにも名門貴族出身といった感じの傲岸不遜を絵に描いたような鷲鼻の中年男性だが、見た目に反して砕けた性格。実家はビスタール公爵家で、名誉伯爵の地位を預かっている。 レベル41。「魔刃」を使えるほどの武人で格闘技も使える。武人以外を軽視する傾向にあるらしい。愛剣は真印なしだがドハル老師が鍛えたミスリル剣。サトゥーが作ったとは知らないがサトゥー作の魔剣アカツキの美しさ、魔力の流しやすさを評価し絶賛した。 ホーサリス・シーメン子爵と仲が良く、迷宮都市を訪れた彼にサトゥーを紹介され、「シガ王国の未来を担う逸材だ」と戦闘能力、魔法開発、そして料理や人柄により公爵領の派閥対立を軟化させたと様々な点を褒め称えたことでサトゥーに好印象を持ちその後もサトゥーを助けている。サトゥーの飲み友達でもあり、甘いワインを好み、好物のカマンベール風チーズをサトゥーが理解してくれたことを喜んでいる。 バフマン 迷宮方面軍隊長。軍のナンバー2。レベル37。人族だがオーガやトロルのような巨漢。 キンクリ 小柄な狐人族の軍人で、サトゥーから「狐将校」と呼ばれている。鑑定ギフト持ちの軍の審議官。軽い口調だがなかなか将軍からの信が厚い様子。飄々した言動が災いして、よくバフマンから拳骨を頭に喰らっている。迷宮都市での闇討ちからサトゥーを守り、朝まで飲み明かした。俊足。西の大砂漠に詳しいらしく、ヘルミーナの案内役に選ばれた際に「狗頭の古王」復活を目の当たりにしたが、サトゥーが都市核にその場から排除させることで救助した。 ゼオルン 迷宮方面軍小隊長。顎髭を生やしている。気遣いができる。迷賊狩りが好きな男。将軍に対してもタメ口。迷賊が起こした連鎖暴走で負傷したところをチーム「ペンドラゴン」に救助され、ソーケルに罪を着せられそうになっていたサトゥーを擁護した。
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