近畿大学体育会
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本部の体育会硬式野球部は、関西学生野球連盟に加盟しており、同連盟において最多である45回の優勝(春・秋のリーグ戦を通じて:直近は2017年春季(8期ぶり))を成し遂げた。また全日本大学野球選手権大会においては、優勝4回と準優勝5回、さらに明治神宮野球大会においても、2度の優勝を成し遂げた。特に1997年には、春・秋のリーグ戦と、全日本大学野球選手権大会、明治神宮野球大会に加え、全日本アマチュア野球王座決定戦(現在は廃止)にも優勝すると言う、史上初のアマチュア・大学野球の五冠を達成することになった。2013年8月、7月に窃盗で一年生部員が逮捕されたこともあり、三ヶ月の活動停止とリーグ戦辞退を発表した。 広島の工学部体育会硬式野球部は、広島六大学野球連盟に加盟しており、全日本大学選手権の出場経験もある。広島六大学野球連盟では2008年10月現在最多優勝記録を持っている。また、福岡の産業理工学部は九州地区大学野球連盟に加盟している。なお、本部および広島・福岡の各野球部とも、卒業後にプロ野球選手となった者が数多くいる。ちなみに朝日新聞出版発行『大学ランキング・2012年度版』の「スポーツ選手出身大学・プロ野球部門」で同学は、青山学院大学・早稲田大学に次ぐ第3位(西日本の大学では第1位)となっている。 空手道部は、本部と広島の工学部にそれぞれ設置されている。本部は近畿大学体育会空手道部として関西学生空手道連盟に、工学部は近畿大学工学部体育会空手道部として中四国学生空手道連盟に所属している。2005年度の第49回全日本大学空手道選手権大会では、本部と工学部の間で決勝戦が争われ、本部が2年ぶり8度目の優勝を果たした。また学生連盟所属としては、福岡の産業理工学部学友会空手道部があり、全九州学生空手道連盟に所属している。その他、和歌山県の生物理工学部も関西学生空手道連盟に2017年度より加盟。サークルとして、医学部と理工学部にも空手道部が存在する。 ラグビー部は、関西大学ラグビーフットボールリーグAグループ(1部リーグ)に所属している。2012年度は、秋季リーグで4位となったことで、全国大学ラグビーフットボール選手権大会へ2年ぶりに出場した。 近畿大学デビルスは、アメリカンフットボール部の愛称である。2018年度は、関西学生アメリカンフットボール連盟のDIV.1(1部リーグ)に2年ぶりの復帰を果たした。 相撲部は学生横綱になった学生・卒業生がおり、大相撲の親方になった者もいる。 水上競技部は有力な競泳選手を多く抱え、オリンピックや世界選手権の代表となった者もいる。 洋弓部は日本では強豪チームとして名を馳せており、多数のオリンピック選手を輩出している。 バスケットボール部は関西学生バスケットボールリーグ1部所属の関西の強豪として有名であり、プロ選手も多く輩出している。 バレーボール部も関西の強豪として有名であり、Vリーグへも数多くの選手を輩出している。ちなみに朝日新聞出版発行「大学ランキング・2012年度版」の「スポーツ選手出身大学・男子Vリーグ部門」で、同部が第1位となっている。 ボクシング部は、かつて全日本大学ボクシング王座決定戦を11度制するなどの記録を持ち、森岡栄治、名城信男、原田剛志、赤井英和、中谷正義などの名選手を輩出した強豪として知られていたが、2009年6月に当時の現役部員2名が強盗容疑により大阪府警に逮捕される事件を起こした。これを受け同学は、本件に関する社会的責任を明確にするためボクシング部を無期限の活動停止処分とし、同部は一時廃部扱いとなっていた。しかし、同部OB会などからの復活の嘆願の声を受け、3年後の2012年10月27日より、正式に同部は復活した。総監督には赤井英和が就任し、同部の再開と復興をすすめることになった。
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