跡目争いに関わる主な人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 16:52 UTC 版)
「極道の妻たち 危険な賭け」の記事における「跡目争いに関わる主な人たち」の解説
佐渡拓磨(さど) 演 - 北村和夫 坂松組の四代目候補者。坂松組舎弟頭で佐渡組組長。極道の世界に入って約50年のベテランヤクザで、ヤクザとしての貫禄と実績がある。ただしバブル崩壊により億単位の借金があり、選挙活動を前に資金面で苦労している。洲崎組とは長年ヤクザとして義理の親子のような関係なため、香矢とも親しくしている。お祭り騒ぎのような派手なことが好きで明るく豪快な性格で、義理人情を重んじるタイプ。趣味で、映画の脚本を書いている。香矢に頭を下げて20億円もの援助を受けた後、各地にいる最高幹部たちを接待する票集めの行脚に赴く。 海原泰明(かいばら) 演 - 原田大二郎 坂松組のもう一人の四代目候補者。坂松組若頭で大阪の海原組組長。佐渡に比べて一回りほど年齢は若い。三代目の死後坂松組の実質のリーダーとして組員たちをまとめ、この3年間で組の勢力を約10倍に増やした。強さや数の力を重視するタイプで、自身の邪魔をする者を絶対に許さないとされる。票集めの行脚をする佐渡に対抗して、坂松組の次代を担う若手幹部たちに最高幹部への票集めの役目を任せる。 市元裕兵 演 - 中尾彬 坂松組幹部で海原派。大阪を拠点とする組織・“みなみ産業”社長。海原主催の坂松組若手幹部の会合に香矢と繋がりのある神鳥が参加したことから、彼を使って佐渡と彼女の行動に注意し対策を講じるようになる。しかしその後決起大会で佐渡を殺すことを企むが、神鳥と意見の食い違いが生じひと悶着起きる。耳掃除が好きで、日常的に綿棒を使って掃除している。 杉岡武子 演 - 南田洋子 坂松組三代目の姐にして霊代。一年半前に三代目である夫を亡くし、現在まで組長代行として坂松組をまとめてきた。坂松組は、傘下合わせて280団体、総勢約2万5000人の組員で構成され、最高幹部は沖縄から北海道まで全国に散らばっている。冒頭で佐渡と海原を本家に招き、夫の三回忌までにどちらかが四代目を襲名するよう告げる。加えて、自身は選出方法に口出ししない代わりに組の統制を乱す者には霊代として破門にすることを伝える。
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