超宇宙防衛機構Mydo
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 04:56 UTC 版)
「ウルトラマンゼアス」の記事における「超宇宙防衛機構Mydo」の解説
20世紀末に頻発した異星人のものと思われる怪事件や怪現象を機に、地球防衛連盟が中心となって結成された超宇宙規模の国際防衛組織。組織名「Mydo」は、Mysterious Yonder Defence Organizationの略である。 国家を越えたユニバーサルな組織であり、アジア本部の下、北アメリカ・南アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・南太平洋、外宇宙のドランブル(英語版)(月)・エララ・シノペ(共に木星)・タイタン(土星)・アリエル(天王星)に支部基地を置く。 「地球上の国際紛争が事実上消滅したこの時代に、あからさまな軍事組織の存在は市民の反感を買う」との考えから、アジア本部は東京都心にある出光興産のガソリンスタンドにカモフラージュされており、隊長・副隊長・隊員は平時は身分を隠して店長・副店長・店員として勤務している。本部基地の機能はミドリによって制御されているため、少数の常駐員でも滞りなく活動可能。 第1作と第2作の間に大規模な組織改革が行われ、アジア本部は日本支部となり、本部基地機能はアジア某所に移った。 ネーミングは出光の「Mydoカード」から。 アジア本部基地(日本支部基地) ガソリンスタンドにカモフラージュされた地上部分と、基地機能の大半が設けられた高さ100m以上のタワー状の地下部分で構成される。 前述の通り、隊員たちは普段、ガソリンスタンドの店員として働いているため、地上部分にはスタンドとしての設備は勿論、有事の際に作戦室となる事務所と広告看板にカモフラージュされたスカイフィッシュの発進口が置かれ、地下部分にはスカイフィッシュの格納庫とメンテナンスルーム、隊員たちの個室、武器研究室、化学研究室、資料室、メディカルルーム、トレーニングルーム、大浴場、遊技場(卓球台)と数多くの施設が存在する。 第2作では、隊員が入ることでMydoスーツを瞬間装着させ、ライドメカのコクピットへテレポーテーションさせる特殊機能付きロッカーが作戦室に備わり、地下格納庫も拡大されスカイシャークの発進口が新設された。スカイシャーク発進時には、基地全体が地上に上昇する。何度か近所の人間に怪しまれたことがあるが、なんとか切り抜けている。
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