赤い靴の像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 23:50 UTC 版)
1979年(昭和54年)、横浜・山下公園に『赤い靴はいてた女の子像』が作られた。これは純粋に雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会(後に赤い靴記念文化事業団と改称)から寄贈されている。また同会は、この像のミニチュア版(999個制作されたうちの1個)を1982年(昭和57年)8月に横浜駅へ寄贈、当初は同駅南口に設置されていたが駅改良工事に伴い1998年(平成10年)に撤去となり、その後は保管されていた。2010年(平成22年)12月に同駅自由通路(中央通路)に移設されている。 2010年(平成22年)、山下公園の少女像と同型の像が、横浜市と姉妹都市のアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ市の海辺に建てられ、6月27日に関係者が出席して除幕式が行われた。 以下の6つの像は、前述の「定説」に基づいて建てられた。 静岡県日本平『母子像』(1986年) 東京都麻布十番『きみちゃん像』(1989年) 北海道留寿都村『母思像』(1991年) 北海道小樽市『赤い靴 親子の像』(2007年) 北海道函館市『赤い靴 少女像』(2009年) 青森県鯵ヶ沢町『赤い靴 親子像』(2010年) 青山霊園の事務所には『赤い靴 少女の像』が置かれた。留寿都村には1997年(平成9年)に、かよを描いた『開拓の母』象も建てられている。 2015年(平成27年)6月には雨情夫妻と鈴木夫妻が住んでいたとされる札幌市中央区山鼻地区の山鼻公園に、『赤い靴の歌碑』が建立された。 横浜駅自由通路のミニチュア版 静岡市日本平の『母子像』 麻布十番の『きみちゃん像』 麻布十番の像の碑文 札幌市・山鼻公園の歌碑
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