貧乏とリュウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:08 UTC 版)
「リュウ (ストリートファイター)」の記事における「貧乏とリュウ」の解説
「放浪の格闘家」というキャラクター設定に加え、「常に裸足で道着姿」(『ストII』以降)という特徴的な風貌のリュウは、プレイヤーに「服を買うお金がない」などの印象をしばしば与える。『ストZERO3』では住所不定、無職と設定されている。そのためパロディ4コマ漫画などの二次創作では貧乏ネタを描かれることが多く、空腹で行き倒れているものや[出典無効]、カプコン公式トレーディングカードでの描き下ろしイラストでは、コインランドリーの洗濯機をブリーフ一丁のリュウが仁王立ちでにらんでいる、というものがある。 ゲーム中における他キャラクターとの会話でもそれらに触れる描写もあり『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』では逆に、リョウ・サカザキのことを「貧乏な方が無敵の龍か」と本人の目の前で発言して怒らせるシーンもあったが、『ストIV』ではクリムゾン・ヴァイパーに敗北した際に、「税金はちゃんと払っているのか。保険には加入しているのか」と問い詰められている。 しかし『ストII』以降、靴を履いていないことに関しては、『ストIV』の勝利台詞において「裸足の方が楽なだけで、(金銭的に)買えないわけではない」と語っている。アニメ作品においても、自身の懐から紙幣を取り出して代金を支払うシーン[出典無効]や、飲食店を利用しているシーン[出典無効]があり、少なくとも無一文である様子には描かれていない。OVA『ストリートファイターZERO: ジェネレーションズ』では修行中などの時以外は普通に道着以外の服を着ており靴も履いている。ドラマCD『ストリートファイターZERO3 ドラマアルバム』ではリュウの家も登場する。 『週刊ファミ通』2018年11月1日号に掲載されたガイルとの対談では定住所を持ちオフの時は普通の生活を送っていることや、飛行機に乗るだけの金銭も持っていることを語り、放浪者扱いされていることに対しては不満を見せていた。それに対してガイルは驚愕していた。 カプコンデザイン部部長のSHOEIは「リュウが貧乏という設定を作った覚えはなく、ちゃんとお金を持っている」と語っている。また安田朗の設定によると、ギャングの用心棒など危ないことも普通にやり、基本的にはストリートファイトでお金がなくなったら自分に賭けて稼ぐという。また中平正彦の漫画『さくらがんばる!』では短期間、中国の飲食店で働いていたと店主が話し『RYU FINAL』では自炊の買い出しに出かけた際、安い食材ばかり購入するリュウに対し同行して来たオロに「お前の不味い飯には飽きた」「たまには美味い物が喰いたい」と、ぼやかれ「粗食も修行だ」と鼻であしらった。
※この「貧乏とリュウ」の解説は、「リュウ (ストリートファイター)」の解説の一部です。
「貧乏とリュウ」を含む「リュウ (ストリートファイター)」の記事については、「リュウ (ストリートファイター)」の概要を参照ください。
- 貧乏とリュウのページへのリンク