講演会問題の概要とは? わかりやすく解説

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講演会問題の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 17:22 UTC 版)

2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題」の記事における「講演会問題の概要」の解説

2009年6月日本会議広島支部会長松浦雄一郎広島大学名誉教授)は、2009年8月6日原爆忌当日広島市中区メルパルク広島田母神俊雄航空幕僚長による「ヒロシマの平和を疑う」との題目講演を行うことを計画した田母神核武装論者として知られはじめた頃であり、一部市民団体広島平和記念式典おこなわれる当日の、広島平和記念公園から徒歩5分の会場田母神を主弁士とする講演が行われることを問題視した。 6月20日田母神中国新聞社対し核兵器絶対に使われることのない兵器だが、持つか持たないかで国際的な発言力は全然違う。日本のために核兵器を持つべきだと考えており、講演ではそこに触れる事になると思う」と、講演核武装論触れ可能性を示すと、これに広島7つ被爆者団体反応し日本会議広島支部への抗議日程の変更求め申し入れ行い8月6日講演強行された場合には講演会場前で抗議集会検討する表明した6月29日には秋葉忠利広島市長が「言論の自由という視点考えれば、いつどこで何を発するかは自由」としつつも、日本政府核武装による国の防衛主張している田母神原爆の日人類対し核兵器最初に実戦使用された)に被爆地で講演を行うことは「被爆者肉親を(核兵器で)失った遺族悲しみを、いやが上にも増す結果なりかねない」などとして、講演日程の変更求め正式に田母神サイド要請書を送付した平和記念式典毎年原爆投下され8月6日には広島平和記念公園原爆死没者の霊を慰め世界恒久平和祈念するため、広島市主催する式典であり、核兵器廃絶訴え市長による平和宣言をすることが半世紀続いた恒例であるが、田母神主張する核武装による防衛」は相容れないものであったために講演変更求めたという。 もっとも田母神広島講演開催するのはこの時で3回目であり、2月14日日本会議支部開催した日本をいい国と言って何が悪い」と題した講演会が、2月23日同じくメルパルク広島で「自らの身は顧みず」と題して日本会議広島地方議員懇談会主催開催されているが、それまで問題になっていなかった。

※この「講演会問題の概要」の解説は、「2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題」の解説の一部です。
「講演会問題の概要」を含む「2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題」の記事については、「2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題」の概要を参照ください。

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