講演会変更求めた広島市(秋葉市長)への批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 17:22 UTC 版)
「2009年の原爆忌における田母神俊雄講演会問題」の記事における「講演会変更求めた広島市(秋葉市長)への批判」の解説
日本会議広島の理事らからは、「とても過激な過剰な反応だと思う」「あたかも圧力をかけるようなやり方は理解できない」(日本会議広島常任理事石橋良三県議)「話を聞く前から拒否反応をするのは間違っている」や「核武装の議論をするが、核武装を主張するための講演ではない」とし、日本会議広島支部事務局は秋葉市長に対し「民間団体を排除する動き。思想信条を侵害することになる」と指摘し、その主旨の文書回答を検討するとしたうえで、被爆者団体からの抗議については「核兵器がない世界を求めることについては(広島)市と同じ思い。平和へのアプローチが違うだけだ」とした。また日本会議広島支部は主に広島県と山口県東部の県紙である中国新聞7月27日朝刊31面下1/4に意見広告を掲載し、そのなかで2008年に北朝鮮の核に触れないヒロシマの「平和宣言」に疑問があるとしたうえで、再び被爆者を生み出さないために安全保障の専門家で時の人でもある田母神の講演会を8月6日にする必要があるなどと主張した。なお、意見広告に中国新聞社に支払った広告費用1,491,000円(消費税込)を募金するようよびかけていたものであった。 田母神は7月5日に埼玉県で開催された「田母神論文と拉致問題」題したシンポジウムにおいて、「(秋葉市長の)論理が全くおかしいと思います。唯一の被爆国だから、三度目の核攻撃を受けないように、日本は核武装しなければならない」と述べ、同席していた三輪和雄は秋葉市長を「バカ市長」と非難して「こういう低レベルな市長を選んだのは市民の責任」などと批判した。
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