調教師時代 - 死去までとは? わかりやすく解説

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調教師時代 - 死去まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 11:02 UTC 版)

保田隆芳」の記事における「調教師時代 - 死去まで」の解説

師の尾形から10馬房割譲され開業3月8日には初出走を迎え同日中に管理ケンポウで初勝利を挙げた譲られ管理馬にはミノル同期当時すでにオープン馬だったメジロアサマがおり、5月には同馬が安田記念制して調教師として重賞初勝利11月には天皇賞(秋)制して八大競走勝利挙げたメジロアサマ1972年末の引退までに保田厩舎重賞6勝を挙げたメジロアサマ引退後保田友人森末之助を通じてそれまで付き合いがなかった牧場の幼駒を紹介され兄弟子である茂木二郎から管理譲られた。トウショウボーイ命名された同馬には後躯の踏ん張りが甘いという欠点があったが、1976年デビューする関東所属馬の筆頭格として台頭し同年皐月賞有馬記念制して年度代表馬選出されるなど、翌1977年末の引退までに1510勝という成績残した。その卓越したスピードから「天馬」と称され同期テンポイントグリーングラスと共にTTG」と並び称されライバル関係後々まで語り継がれるものとなった1988年からは田中朋次郎の後を継いで第7代日本調教師会々長に就任し1994年2月まで務めた退任後、長年競馬対す功績認められ調教師としては初の勲等となる勲四等瑞宝章受章1997年2月28日定年により調教師引退調教師として通算成績は3485戦334勝、うち八大競走3勝を含む重賞17であった厩舎長男の一隆に引き継がれた。 2004年日本中央競馬会創立50周年記念して調教師・騎手顕彰者制度発足し保田野平祐二福永洋一と共に騎手部門顕彰され殿堂入りした。 2009年7月1日老衰により89歳で死去。「日本競馬界の至宝」、「戦後の競馬界を牽引した巨星」などと様々に報じられた。通算2943勝を挙げ国際派として知られ岡部幸雄は「騎手として一緒に騎乗していた期間は長くはありませんでしたが、言葉数少なくとてもまじめな方だったことが印象残ってます。日本から世界へ第1歩踏み出し近代競馬の礎を築かれた方。ハクチカラ米国遠征され、帰国して本場モンキー乗り広めたり、その活躍なかったら、今の日本の競馬繁栄はなかったと思います」と語った

※この「調教師時代 - 死去まで」の解説は、「保田隆芳」の解説の一部です。
「調教師時代 - 死去まで」を含む「保田隆芳」の記事については、「保田隆芳」の概要を参照ください。

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