設置から現在までとは? わかりやすく解説

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設置から現在まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:18 UTC 版)

広島平和記念資料館」の記事における「設置から現在まで」の解説

平和記念資料館展示物中でも最も知名度が高いものの一つである「被爆再現人形」(以下「再現人形」)が館内展示されるようになったのは、1973年7月第1次改修中のことであり、以降改修に際して若干展示変更なされている。この再現人形設置以前は、実際に被爆した衣服着せたマネキン人形1955年開館以来展示されており、1958年広島市内でロケーション撮影行ったアラン・レネ監督日仏合作映画二十四時間の情事』の1シーンにも登場している。 1973年における再現人形設置は、当時広島市長山田節男助言により実現したこの人形は西尾製作所被爆直後状況再現し製作した蝋人形3体(女性2人幼児1人)と、被爆画家福井芳郎の描いた背景画原画ではなく拡大したもの)を組み合わせたものであり、当時館長制作業者被爆者証言医師からの指導をもとに制作した新設再現人形市民論議呼び当時詩人栗原貞子は「想像力遮断して誤った固定観念作りあげる危険」がありうる批判している。その後福井の画に代えて爆心地から約2観音町現在の市内西区付近再現した廃墟ジオラマ模型背景となった1991年第2次改修に際してプラスチック製人形変更され現在に至っている。この(2代目)再現人形爆心地から約1.52.0被爆した主婦女子学生幼児の3人が逃げ惑う様子表現しており、展示スペース暗くして赤い光でライトアップし被爆時の火災再現している。

※この「設置から現在まで」の解説は、「広島平和記念資料館」の解説の一部です。
「設置から現在まで」を含む「広島平和記念資料館」の記事については、「広島平和記念資料館」の概要を参照ください。

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